これをご覧になっているあなたは、センター試験を「中国語」で受験しようか迷っているんですよね?このブログではそんな迷える子羊ちゃんたちに、《センター中国語》をおすすめしよう!というものです。
まずはここでセンター試験中国語の過去問を見てみてください。
どうですか?できそうでしょうか?
第4・5・6問の文・会話の流れと長文読解の文章が理解できそうかどうかに注目して下さい。

配点を見ても分かる通り、長文読解だけで102点もあるのです!

第2問Aも会話形式の短文ですが、こちらは漢字ではなく全てピンインですね!

ここで注意点:センター試験《中国語》の出題は
①簡体字
②ピンイン(拼音:pīn yīn )
での出題ということです。
これらは中国大陸で使われてるもので、台湾では繁体字・注音を使います。ちなみに注音(zhù yīn) とはこんな感じ。

僕の友達の台湾人はピンインはわからないと言っていました。なので、台湾に留学していた方や注音と繁体字で中国語を勉強したという場合は別途の対策が必要になるでしょう。(繁体字使用者が簡体字を習得するのは意外と難しい。)
ちなみに簡体字と繁体字の比較がこちらにあります。一部抜粋してみますと、
汉→漢 号→號 后→後 护→護 画→畫 划→劃
华→華 怀→懷 环→環 还→還 回→迴 会→會
全然違いますね!
続いて第2問BとCはこんな感じです。

Bは3問だけですね。これは短文を暗記するという勉強で対応できるでしょう。
Cはこんな感じです。

注意点はこれは「適当でないもの」を選ぶということ。これも3問構成ですね。
さて、第1問は発音問題。A〜Dまであり、得点は30点分あります。


AとBはそれぞれ2問ずつですね。例にあるように、Aではピンインの頭の部分(Jiangなら“J”)と同じもの、Bはその反対でお尻の部分(Jiangなら“iang”)と同じ音を持つものが「何個あるか」ここがポイントですね。
「どれか?」ではなく「何個あるか?」ということなので、選択肢全てのピンインがわからないことには正確に判断できません。これが難しいところでもあります。
さて、CとDは


CとDもそれぞれ3問ずつですね。Cは同じ声調(第一声〜第四声)が下線部と同じものの個数。
Dは同じ発音をする漢字の組み合わせをもつものの個数です。
この第1問の発音問題は慣れないと、独特の形式ですからミスしやすいです。新HSKにもこういった問題はありません。
上記のような語彙問題は中検の3級と4級の大問1に似たようなのがありました。中検の過去問で対策するのもいいですね。
ちなみに僕もやってみた結果、発音問題でミスしました。僕は中国語在住歴が10年近くあり、妻は中国人なのにです。さすがに妻は発音問題ではミスしませんでしたが、語彙問題では納得いかないものもあったようです。
中国の方で「中国語のセンター試験解いてみた!【何点取れる?】」というYouTubeも見つけたので、ご紹介しておきます。
満点とるのは難しいでしょうが、高得点目指すにはコスパはいいかもしれません。時間的には英語よりはきつきつではないと思います。
YouTubeでも紹介しています:
さて、センター試験《中国語》も意外と狙い目かもしれませんよ!
翻訳機で訳して、それを覚えるのもありかもしれません。
人気なのは「ポケトーク」でしょう。
中国語の発音などはマンツーマンレッスンを受けるのもいいですね。HSKのコースも有るようです。
最後に僕のYouTubeも載せておきましょう。
では、みなさん加油!