今回は「中国語をやりたいけど、特に明確な理由がない」という悩みを持つ方に向けてお話します。
語学学習を始める時、多くの人が「なぜ勉強するのか?」という質問を受けます。
しかし、実は「理由がない」という状態こそが、学習を長く続ける上でとても強いスタートになるのです。
動画では、勉強する理由が曖昧でも問題ない理由や、近くにある中国語環境の魅力、軽い気持ちで始めることのメリットについて詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。
この記事を読めば、理由がなくても気軽に中国語学習をスタートするための考え方がつかめます。
では早速、本題に入りましょう。
「中国語を勉強する理由」へのこだわりを手放す
「どうして中国語を勉強しているの?」
この質問、あなたも聞かれた経験があるのではないでしょうか。
ボクもよく聞かれました。
また、日本語を教えていた時も、「どうして日本語を勉強していますか?」と会話の練習も兼ねてよく聞いていました。
この質問、答えるのが難しいですよね。
そして、この質問自体、あまり意味がないと思うのです。
なぜなら、勉強において「はっきりした理由」が必要だとすると、
その理由が変わった時、勉強を続けることができなくなるからです。
例えばボクの場合、昔ジャッキー・チェンが好きで広東語を勉強しました。
しかし、だんだんジャッキー・チェンに対する興味が薄れてくると、広東語の勉強に対しても熱が冷め、結局はやめてしまいました。
つまり、勉強を始めた理由にこだわると、その「特定の理由」が勉強の継続を左右してしまいます。すると、モチベーションが不安定になり、途中で熱が冷めてしまうこともあります。
“無常”で習慣を逆転させる勉強法はnoteで詳しく解説しています。
「理由がない」ことがむしろ学習継続の強みになる理由
視聴者さまのコメントで教えてもらったことがあります。
「中国語を勉強する理由は“近いから”で十分」という意見です。
確かに、物理的にも心理的にも中国は日本にとても近い国です。
日本には中国や台湾の方がたくさん住んでいますし、身近に中国語を使う環境があることも多いです。
例えばボクの近所でも、工事現場では中国語が聞こえてきますし、中華料理店でも店主や店員は中国の方。留学生も身近にいて、実際に中国語を耳にする機会はたくさんあります。
なので、「中国語を勉強する理由=特別な理由」ではなく、単純に「近いから」というシンプルな動機で始めていいのです。
理由なんて重く考えなくていい。
「近いから勉強している」と答えれば、それで十分です。
軽い気持ちで始めて、自然に興味を育てる勉強法
何か特別な目的や目標がなく「軽い気持ち」で勉強を始める方が、長続きしやすいという心理的なメリットがあります。
理由があると、その理由が変わった時に勉強も止まってしまうリスクがあります。
しかし、「なんとなく近いから」「なんとなく面白そうだから」と始めれば、変化に柔軟に対応でき、飽きにくいんですね。
ボクも以前、韓国語やインドネシア語を勉強しましたが、
韓国語は「できたらかっこよさそう」
インドネシア語は「簡単だと言われてた」
という漠然とした理由でした。
後から映画や文化に興味が出てきて理由が変わっていっただけです。
語学学習はあくまで「続けること」が一番大切。
なので、始める時に明確な理由がなくてもまったく問題ありません。
むしろそれが強みだとボクは考えています。
始めるのはできるだけハードルが低い方がいいですよね。
軽い気持ちで、なんとなく面白そうだから始めちゃいましょう!
まとめ:理由なしでも中国語学習をスタートする最適解
中国語を学ぶ理由が明確でなくても、身近な環境や単純な動機で気軽に始めるのが最も良いスタートです。
理由を探そうとせず、まずは近くにある中国語の音や文化に触れてみる。
それだけでも続ける原動力になります。
これから中国語を始めたいけど、理由がはっきりしないという方は、どうか気軽に始めてください。
面白そうだから、中国の映画を見てみる。
音楽を聴いてみる。
中国について紹介しているYouTubeを見てみる。
ボクは、これで中国語の通訳になり、中国人と結婚し、中国に長期滞在し…
人生が変わりましたよ笑