・中国語を勉強しはじめたいけどどのように勉強したらいいかわからない。
・中国語を勉強しているけど中級から抜け出せなくなった。
・中国語の勉強はなにから始めればいいの?
・HSK6級に合格しても話せないのは困る。
・完全独学で中国語を習得したい。
・使える中国語を身につけたい。
・正しい勉強法が知りたい。
このどれかにあてはまるそこのおねえさん、おにいさん!
ぴったしなサイトにたどり着きましたね。
知識0の状態から中国語で稼ぎたい方に向けて、勉強の方向性に迷ったときに
『この記事に戻って来れば大丈夫だ!』と、心のよりどころになれるような渾身の1記事を書いたので、何度も繰り返し読んでみてくださいね!
この記事を読めば、
・何からはじめればいいのか?
・どのように知識を増やしていけばいいのか?
・どのように知識をメンテナンスしていけばいいのか?
がよくわかるようになります。
そして単語を覚える方法もくわしく伝授していきます。
ボクは高卒ですがプロの通訳になって、いまでは中国に移住までしました。奥さんも中国人です。
つまり中国語で人生を変えたわけです。
そしてあこがれだったジャッキー・チェンにも会えました!



そんなボクの経験をふまえ、勉強上いろいろ失敗もあったわけですが、それらを修正して完全版としてこのロードマップを作成しました。
同じ方法でちがう結果を求めるのはバカだ。
アインシュタイン
ということばもあるように、いまの勉強で伸び悩んでいるひとは、やり方を変えるべきときにさしかかっているといってよいでしょう。
この記事にたどりついたのは絶妙なタイミングでしたね!
以下で、中国語の勉強法についてレベル0からラスボスが倒せるまでのロードマップをご紹介していきます。
筆者のくわしいプロフィールはこちら
≫高卒だけど中国語で人生を変えた話〜大学中退しても人生終了しなかった
自己投資できる額がそれぞれちがいますから、
参考書代だけでいい完全独学とオンラインスクールを利用する方法を紹介します。
この記事の通りに学習をすすめていけば、HSKや中検などに合格することはもちろんのこと、中国の人たちとコミュニケーションがしっかりとれる「使える中国語」が身につきます。

文法と単語を暗記すればペラペラになるっていうのはそうなのかもしれませんが、「使いながら覚える」のが大事です。
おぼえてから使うというのは経験上、不可能であると言えます。
(勉強の順序も重要です!)
たとえばプラモデルでも、さきに説明書を暗記しませんよね?
これでは完成させられませんし、説明書のほとんどは内容すら覚えていないはずです。

参考書と単語帳は説明書と同じ順番を間違えると意味ないので、以下ではその点をしっかり強調していきます。
ボク自身この方法でHSK6級も8割以上で合格していますし、通訳にもなれたので安心してくださいね!

中国語コンテンツがたのしめるようになるから人生の幅が広がるよ!

そうなんだよねぇ!好きな歌も増えるし、感動する映画にも出会えるし、
ボクの場合は結婚までできちゃったよ!
友達もできたし、中国語のおかげで世界が広がった!
中国語を勉強して得られるメリットはたくさんあります。
・IQがUPする
・娯楽が増える
・情報源が増える
・日本でも役に立つ
・交友範囲が広がる
・脳内マップが広がる
・給料UPが期待できる
・中華圏に住むこともできる
・海外旅行では英語より便利
・中華圏コミュニティーに入れる
・ほかの外国語の習得もはやくなる
・アルツハイマーにかかりにくくなる
・中国のサイトで映画が見放題になる
・大学受験で使える(英語より得点しやすい)
・中国人美人と恋愛できる(ボクは結婚できました)
ではみなさんも中国語で世界を広げる旅にでかけましょう!

初心者から仕事ができるレベルまでの中国語学習法

ところでビジネスレベルって一体どんなレベルのことを言うの?

「大体のことが表現できるし、メールとかの文章も辞書をひきつつ理解できるレベル」
って感じだね。
先に結論から言うと、以下の3つの方法があります。
スクールを利用できる人と独学でできるだけ安くやりたい人向けに分類してあります。
①はやくて確実なコースを選びたい人
スクール(ベルリッツかバークレー)で3ヶ月〜6ヶ月勉強して慣れてきたら読書導入
②スクールを利用するけど値段を抑えたい人
参考書独学→ 格安スクール(NOVA)で会話(100時間くらい)→試験勉強は独学
③スクールを利用しないで独学でいきたい人
独学本→参考書→多読多聴→資格対策
②の独学の場合は参考書代だけなので1万前後で済みます。
スクールに通うとなると数万〜十数万の出費になりますが、中国語という武器が手に入ると思えば安い自己投資かもしれませんね。

はやく習得して、その分はやく中国語で働けるようになったら投資分は回収できるね!

逆に独学で時間ばかりかかっちゃったら、その分の機会損失は大きいね。
そう考えると、自分にあった最短で習得できそうな方法を選ぶのがベストってことだ!
スクール利用の際の注意点
スクールを利用して、最大限の効果を上げるには
スクールの質(講師・カリキュラム・教材・コスパなど)と
授業への取り組み方がキーになります。
よくスクールに申し込んでお金を払ったら、自動的に中国語が習得できるような気になって勉強に本腰を入れない人がいますが、現実はそう甘くはありません。
残念ながらどんなにお金を払っても自分が頑張らなければスキルは身につかないんですよね…。
スクールを利用しなくても中国語は上達しますが、ネイティブから教わることで効率よくステップアップできるというメリットはあります。

高いお金を払ったのにそんなのもったいないね。
じゃあどんな人がスキルUPがはやいの?

それは下の条件にあてはまる人だよ。
1・表情が豊か
2・はっきり話す
3・予習してきている
4・積極的に質問する
5・授業中しっかりメモする
6・わからないことは質問する
7・「こういう言い方も良いですか?」と聞く
8・新しい文法や単語を積極的に使おうとする
9・自分でも勉強していてどんどん使おうとする
10・何度も何度も言い間違える(それをメモする)
レッスンを受けるときも受け身ではなく積極的に食らいつくような勢いで知識を吸収しましょう!

じゃあスクールの質はどこで判断したらいいの?

それは下の5つのポイントだよ!
まぁ、この条件にあてはまらないなら独学した方がいいと思うけど…。
1・ネイティブの先生
2・オンラインも可能
3・1対1または少人数
4・授業は中国語で進められる
5・ベテラン講師が在籍している
スクールに関してはキャンペーン情報など詳細を下の記事に書いたのであわせてチェックしておきましょう!
ではこれらを踏まえて、中国語レベル0段階からのロードマップを見ていきましょう。

中国語学習ロードマップ
中国語版TOEFLと言われるHSKの級を目安に順をおって、その勉強方法を紹介していきます。
概要はこうです。
1:中国語0レベル→HSK2級
2:入門レベルから抜け出す→HSK3級レベル
3:語感を養う(中国語の世界に飛び込もう!)→HSK4級レベル
4:できるだけ読む!HSK5級レベル~HSK6級レベル
5:さらに上のレベル(ビジネスで使えるレベル)
おまけ:+アルファ(ここがキーポイント)

「覚えた」→「使える」にするのがキーポイントだね。

そう!
流れは「中国語が使える」→「HSK受けるために過去問を1ヶ月解く」→合格
という感じなんだ。
できるだけムダな勉強をしないことがポイントです。
大事な時間とお金をムダ遣いしないというのはもちろんですが、モチベーションもすり減らさない工夫が必要です。
継続が重要ですから、そのガソリンとなるモチベを維持するためにムダを省きましょう。
文法や語彙は最初のさわり部分だけ覚える
↓
アプリでチャットしたりネイティブと会話(以下具体的なアプリなど紹介)
↓
自然と文法が身につく
↓
残りの文法などを参考書でチェックして、それを使ってみる
↓
多聴・多読で定着させる
このような方法で7カ国語がある程度できるようになりました。
ほとんどが上記の2〜3レベルまでやったのですが、このように話せるようになります。
ここでは「使える中国語を身につける」ということを目標としています。
ただHSKに合格すればいいやという人はボクの著書を読めば試験の対策法がわかるでしょう。
一番良いのは、1〜8の方法をすべて実践した後にHSK6級の試験対策をはじめることです。
そして試験問題を解くような勉強をしないことです。
試験問題はクイズに近いものがありますから、それをいくつやろうと効率よく使える中国語は身につかないのです。
中国語学習をはじめる前の準備
中国語の学習をスタートさせるにあたって準備しておくと良いものを紹介します。
初心者のころ200単語を何度も使って書いた作文が入賞して、その単語リストをメルマガ登録してくれた方に無料でプレゼントします。
(※メルマガ準備中。完了次第こちらで発表します。)



さらに見ておくべき動画がひとつあります。
この中で話されている発音のコツをぜひ覚えておいてください。
重要なのは、ひと文字ひと文字の発音ではなくではなくリズムです!
また会話でもおなじようにすくない単語だけでなんとか表現できるようになり、中国CCTVの中国語コンテスト番組で賞ももらえました。
このときも中国語を勉強しはじめて3ヶ月くらいです。
発音もリズムでおぼえるようにすると、上手に聞こえるということがわかりました。

そして中国語のリズムを身につければ、ネイティブとまちがえられることも増えてきます。
このように中国語ドッキリを仕掛けることもできるようになるのです笑
これでもわかる通り、使える中国語を身につけるためには、どこかの段階でネイティブとの交流は必須になってきます。
一番いいのは最初からスクールに通ったりすることですが、それが困難な人のために無料のアプリなども以下で紹介していきますね。
必要な道具としては辞書があげられますね。見てみましょう。
辞書

この先、継続して使っていけるかを意識してね!
分厚い辞書を買ったって、重くて使わないようじゃ意味がないからね。
辞書は電子辞書が使いやすくて便利でしょう。
ボクが買ったのはかなり古いバージョンでしたが、今ではグレードアップしてますね!
購入を考えている人はぜひチェックしてみてください。
巨大辞書である中日大辞典の最新版も入っていて、一般語彙から慣用句・新語・古語まで調べられます。
タッチペン機能もあり、さらに中国語の検索機能もあるので必要な機能はすべてそろっていますね。

中国語コンテンツが20種類掲載されているから、
中国語の勉強には便利だね!
紙の辞書がほしい人はこれがいいでしょう。
あまり大きすぎても、継続できなければ意味ないですからね。
中国語を読むのが上達してきたら中中辞書を使うのもいいですね。
ちなみに、ボクは妻が学生時代に学校で買わされたというこの辞書を使っています。
単語の説明や定義も容易な中国語で書かれていますので、単語帳がおわったくらいから取り入れてもついていけるはずです。
辞書アプリもダウンロードしておくと便利です。
ボクは北辞郎というアプリを入れています。おもに発音(ピンイン)を調べるのに使ってますね。
ふと思い立ったときに使うときとか、出先で気になったときとかにはスマホに入れておくと便利です。

勉強するなら簡体字と繁体字どっちがいいの?
勉強するなら特別な事情がない限りは「簡体字」がいいでしょう。
HSK(国際的な中国語試験。中国語版TOEFLのようなもの)や中国語検定はすべて簡体字ですし、大学受験の中国語選択もほぼ簡体字です。
くわしくは以下の記事を参考にしてもらえるとよくわかります。
マインドセットを理解しよう!
ここは勉強をしていく上で絶対にわすれてはいけないことです。
そして、長年勉強している人は気がついているものです。
これらを意識していることで中国語勉強がずっとラクになるでしょう。
具体的には下記のとおり。
・語学力の天井は読解力
・ネイティブにはなれない
・ゴールは「使える中国語」
・単語量は少なくてもOK(調べられるし聞ける)
・中国人と話せば自然に上手になるわけではない
・資格試験対策は必要なときに適切なレベルを1ヶ月集中勉強しろ
・資格試験合格の近道は「多聴・多読」→これができるような知的体力を身につけろ

こうやってみてると自分でもできそうな気がしてきたよ。

そうでしょ?自分のレベルを知るために資格試験をやるんじゃなくて、
本を読むんだ。
自分が必要な本や資料、ニュース記事が読めるかどうか。
ほかにはネイティブと話すこと。
必要なテーマでどのくらい話せるかとかね。

そっか、これから自分が歩いていく道のなかで、
自分のいる場所をそのときどきで確認していくんだね。

そう!ボクの印象だと周りで中国語がぜんぜん上達しない人って
一生懸命、HSKの勉強してたり、単語暗記してるよ。
中国語の記事を読んだこともないし、中国人と話したこともないし、
映画もドラマも見たことないし…。

中国人と中国語で話したい!って言ってる人がHSKの問題を必死にやってても
方向がちがうよなぁって思うね。
でも本人は気が付かないもので、それで挫折しちゃう人がどれほど多いことか…。
さて勉強の前に必要なものとマインドセットがわかったところで、具体的な道筋を見ていきましょう。
もういちど流れをおさらいするとこんな感じです。
1:中国語0レベル→HSK2級
2:入門レベルから抜け出す→HSK3級レベル
3:語感を養う(中国語の世界に飛び込もう!)→HSK4級レベル
4:できるだけ読む!HSK5級レベル~HSK6級レベル
5:さらに上のレベル(ビジネスで使えるレベル)
おまけ:+アルファ(ここがキーポイント)
ではくわしく解説していきます。
1:中国語0レベル→HSK2級
HSKの級を表示しているのはあくまで参考のためですので、過去問をやる必要はありません。
中国語0レベル(発音の特訓!)
入門レベルでは、中国語でかなり重要な位置を占める「発音」をなんとかしなければなりません。

発音は下手でも良いけど、下手すぎると聞き取れなくなるからね。
うまく聞き取れるようになるには発音をある程度は矯正しなきゃダメだよ。

最初の段階は発音ですごく苦労すると思うよ。ボクもそうだった…。
上の動画でも話したけど、リズムを意識していけばコツがつかめるから参考にしてね!
・発音が下手→聞き取れない
最初の目標は「聞き取れる」ようになるボーダーラインまで発音を訓練する。
発音が下手だとネイティブには伝わらなくなってしまいますので、ここは本腰をいれて一生懸命やりましょう。
やはり、ネイティブの発音を何度も何度もマネすることですね。
ボクはネイティブに習っても発音ができるようにならず、発音動画を毎日5分ずつマネするようにしていました。
1ヶ月するとできなかった”e, che, ri, eng”などの発音ができるようになったのです!
くわしくは
つぎに、HSK1級の文法レッスンにはいりましょう。
例文の音声も1秒おくれくらいでつづけて読みます(シャドーイング)。
その際にリズムに注意すること!
>>中国語レベルがバク上がりする「シャドーイング」とは?プロ通訳も実践する方法!
さいしょは困難ですが、20〜30周くらいはやりましょう。
これはスポーツ選手のランニングに似ています。基礎体力をつくる訓練ですから、欠かさずやりましょう。
参考書や単語帳
参考書や単語帳はつかわなくていいのですが(ボク自身もつかったことないです)
つかいたいひとは、買うときの条件をあげておきます。
・CDがついている
・例文が載っている
・例文もCDで読んでくれる
この条件にあうものであればどんなものを使ってもOKです。
逆に1つでもあてはまらないものはオススメしません。
例文のシャドーイングもすらすらとできるようになったら次の段階へ行きます。
発音を習うなら対面がいいの?
発音を勉強するときに対面の方がいいか?とおもうひともいるかと思います。
結論は、どちらもおなじです。
発音を勉強するときに、対面でも別に口をさわって教えてくれるわけではないので、オンラインでも同じです。
ボクは中国で教わったのですが、学生は複数人いて、一対一で教えてもらえませんでした。
また最初はどっちみち上手にできませんから、先生も何度か発音しておしまいでしたね。

何回か一人ずつに発音させるのですが、結局あきらめて数回訂正しておわります。
発音は、勉強していくうちに上達していきますから安心してください。
ボクもそうでした。
なので独学でも大丈夫だと思う人はそれでもいいと思いますが、いずれはどこかの段階でネイティブの人に発音の矯正をしてもらった方がいいことは事実です。
文法にふれる(何度も読んだ例文の文法を知る)
この段階では、文法事項にふれていきます。
あたらしくおぼえるというのではなく、上の「例文のシャドーイング」で頭にリズムが残っているはずですから、その文法事項を確認するという作業になります。

なるほど!最初は音で覚えて、あとで確認していくって感じなんだね。
当サイト(ちゃいなサプリ)にも文法レッスンがあります。
中国の外国人中国語教育のカリキュラムに沿っていますので、これだけでも必要な知識が身につきます。
ネイティブといっしょに作成していて、例文はすべてネイティブによるものです。
動画&ネイティブ音声もありますので、ぜひご活用ください。
HSK2級の文法は日常生活でもよくつかうので、これを機に総復習しておきましょう。
以下の記事にすべての文法を動画つきでまとめました!
文法をじっくりはじめる前に、一回か二回「通読」しましょう。
こまかいところは気にしなくてもいいので、ざっと最初から最後まで目をとおしてみます。
このときに覚える必要はありません。
これから歩く道を確認するということです。
Googleマップを使うときも、歩きだす前に道筋を目で追いますよね?
それとおなじです。
この段階で参考としたHSKのレベルですが、公式サイトにはこう書いてあります。
中国語を用いた簡単な日常会話を行うことができ、初級中国語優秀レベルに到達している。大学の第二外国語における第一年度履修程度。
【語彙量の目安】
300語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識
引用:HSK公式サイト
上にあげた単語帳には1000語くらいありますから、3割くらい使えるようになっていれば突破できるということですね。
ちなみにHSK1級のレベルはこんな感じです。
中国語の非常に簡単な単語とフレーズを理解、使用することができる。大学の第二外国語における第一年度前期履修程度。
【語彙量の目安】
150語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識
引用:HSK公式サイト
2:入門レベルから抜け出す→HSK3級レベル
ここまで来たらある程度の基礎は身についていると言ってよいでしょう。
しかし、頭に入っているだけではダメで「使えるレベル」ということにフォーカスしていることを忘れてはいけません。
以下では、おぼえた単語や文法をどのように「使える」段階まで引き上げるか、その方法を具体的に解説していきます。
単語を単独で覚えるのはオススメしません。
必ず例文の中で覚えましょう。
日本語とは使い方がちがうものも多いです。
やみくもにたくさんの単語を覚えても、それをわすれないようにするためのメンテナンスにかなり時間がかかりますから、時間的コスパが悪いのです。
また、日本語の意味でおぼえても使うときにそれがミスリードを引き起こす場合もありますから、1冊単語帳を終えたら中ー中辞書を読むということを取り入れると効果抜群です。
以下の記事で単語のおぼえ方をくわしく解説しています。
中国語でのタイピングをおぼえる
タイピングを覚えることはすごく重要です。
これから先、中国語を使うとしたらチャット形式が多いことでしょう。
ボク自身も中国語でチャットすることでピンインが覚えました!

中国語タイピングができればWeChatとかQQとかいった中国のSNSも使えるね!

そうそう、百度とかタオバオで検索することもできるからね。
おすすめのキーボードは搜狗输入法:sōu gǒu shū rù fǎというアプリです。
中国でよく使われていますね。ボクはPCには入れていますが、スマホの方は重かったので消しちゃいました。

スマホはiPhoneにもともと入っているキーボードを使っています。
これでも不自由ないですから、どちらでも好きな方を使えばいいでしょう。
中国語入力をマスターするとできるようになることはたくさんあります。
・タオバオで商品検索ができる。
・百度で検索することができる。
・中国語でチャットすることができる。
・WeChatやWeiboなど中国のSNSが使えるようになる。
・電子辞書やアプリで中国語の単語を検索することができる。
このようにたくさんのベネフィットがあります。
これを機に、ピンインで中国語タイピングする方法をマスターして、新しいスキルを獲得しましょう!
中国人とチャットしよう
さて、タイピングの練習として、中国の人とチャットしてみましょう。
そのときにおすすめのアプリが2つあります。(どちらも無料です)


ちなみにHiNativeは日本発で、HelloTalkは中国発なんですね。
HelloTalkは中国製なので中国でも使えるのでよく使っていました。
(中国では外国製アプリはブロックされているので、使用するにはVPNというアプリが必要。)

深センでHelloTalkの技術者に会ったことがあるよ!
永久VIP会員もタダでもらっちゃった!


Hellotalkを使った勉強のコツはこの記事が参考にまとめました。読んでいただけるとありがたいです。
チャットと同時に機会があれば電話機能も使って会話をしてみるのがベストです。
スクールに通っている人はその点、問題ないですね!
追記:最近みつけたのですがTandemというドイツのアプリも便利です。HelloTalkは中国製だからか、今では台湾と香港の人が利用できなくなっているようです。
なので、繁体字を勉強したい人はTandemがおすすめ!
もちろん簡体字を使用する中国ユーザーもいます。

※無料のアプリでは、練習がおもうようにできないという声もあります。
相手は日本語を練習したくて、日本語だけの会話になったり、そもそも話題がつづかないなど…。
学研の有料レッスンでは1レッスン200円ほどですから、仕方がないですがいくらか払ってレッスンという形でアウトプットした方が効率はいいです。
ネイティブとのチャットに解説をつけた教材
中国人妻の監修のもと、ボクが初学者のフリをして中国語ネイティブとチャットして、その会話に解説とピンインをつけた「使える中国語を学ぶ」ことに特化した教材も作りました。
実際にネイティブが使う表現や単語・文法が出ていますので、チェックしていただけると嬉しいです。
【使える中国語を学ぼう!】プロ通訳が初学者のフリしてネイティブとチャットした記録【ピンイン&解説・和訳つき】


動画版はこちら↓↓
この段階で目安にしたHSK3級のレベルは公式サイトでは以下のように発表されています。
生活面、学習面、仕事面において基本的な交流ができる。
中国旅行の際にも対応できる。
【語彙量の目安】
600語程度の語彙を習得している。
引用:HSK公式サイト

この段階では基本的な交流ができるようになるまで
アウトプットするっていうことだね。

そうそう、知識で知ってるだけでなく
使えるってことがポイントだったね!
HSK3級の文法は以下の記事にまとめてあります。
3:語感を養う(中国語の世界に飛び込もう!)→HSK4級レベル
ここで中国語のコンテンツに触れてみましょう。
いわば中国語の世界に飛び込むというわけです。
この段階で語感が養われ中国語が加速度的に上達していくでしょう。
今ではネット上で多くのコンテンツが出ていますね。
具体的な方法を【聞く・読む・話す】の3つにわけて解説していきます。

①聞く
中国のテレビや映画、バラエティー番組など見たことありますか?
ボクは子どものころからジャッキー・チェンの映画が好きだったのですが、香港映画は広東語であることが多いですね。
中国の映画ではじめて見たのは『初恋のきた道』というチャン・ツィイー(章子怡:Zhāng Zǐyí)主演の文化大革命の時代、田舎の娘が村にやってきた教師に恋をする映画です。
監督はチャン・イーモウ(张艺谋:zhāng yì móu)で、2022年北京で開催された冬季オリンピックの開会式と閉会式の演出など今では国家的重要人物です。
Amazonプライムで299円で視聴できます。
ほかにも見放題などもあり、中国映画やドラマなど視聴できますので、登録しておいて損はないでしょう。
価格が安いのがなんといってもいいですよね。
ほかに中国語のコンテンツが視聴できるものとして、U-NEXTやhuluがオススメです。
くわしくはこちらの記事をあわせてご覧ください。

今はこういった動画配信サービスが充実しているから便利だよね。

そうだよね!月額1,000円くらいで見放題っていうのが多いから
経済的にも負担がないね。
1日2時間見れば、1ヶ月で60時間!リスニングも鍛えられるし、
文化的背景もわかるしメリットが多いね。
ほかには
Amazonオーディブルを無料登録しておいて損はないです!
キクタンなどの中国語教材や中国語の本(話題のSF小説『三体』や童話、さらに唐詩や魯迅といった小説まで)ありますので、中国語の勉強としても使えます。
無料体験がありますから、はやめに登録しておきましょう。
YouTubeでもオススメのチャンネルがあります。詳細は↓の記事で!
中国語の歌を聴くのもいい勉強になりますし、気分転換にもなりますよ。
中国語を勉強しはじめた当時、中国人のともだちに
「ゆうきは話すときは幼稚園児みたいな中国語だけど歌うときは中国人っぽくなってる。」と言われました。
歌ならそれほど苦労せずにリズムが身につきますよね。
YouTubeで1億再生以上を突破した、中華圏のひとなら誰でも知っている名曲をまとめましたので、このなかから気に入った曲をさがしてみてくださいね。
>>おすすめ中国語の歌!再生回数1億回以上のMVを一挙大公開〜中国語の勉強に最適
さらにポッドキャストでも中国語のチャンネルがたくさんあります。
ボクも好きで聞いているチャンネルはこちら
>>中国語おすすめポッドキャスト10!リスニング強化に最適!
②読む
まだ語彙量が多読に耐えられるほど多くはなっていないので、読むのは困難ですが、中国語でググれば大量の記事がありますから、まずは好きな俳優などの名前を入れてみましょう。
読んでいる文章が理解できない場合は、ほかのを読みましょう。
最初はわからなくても徐々にわかるようになってきます。
脳が処理してくれますので、自分の脳を信じましょう!

※ピンインがある文章がいい人は「中文文章带拼音:zhōng wén wén zhāng dài pīn yīn」でググりましょう。
日本語訳がある文章がいい人は 「日语文章带翻译:rì yǔ wén zhāng dài fān yì」と検索してみましょう。

熟読する必要はないよ。
「これってどういう文法なんだろう?」とか
「ここの部分はわかるわぁ」とかその程度の体験がほしいだけ。

そんな感じで20〜30記事くらい見たら、さらにもう1冊の文法書を投入するよ。
中国語文法は少ないからこの2冊やっておけば問題ないよ。
やり方は上記の文法書と同じです。シャドーイングもすらすらできるようになるまで何周もしましょう。
>>【初心者向け】中国語多読のやり方をプロ通訳が解説
また中国語の多読とシャドーイングに最適な教材をチームで作りましたので、紹介しますね!
文章も音声もネイティブの方によるもので、繁体字と簡体字さらにピンインがついていて文章を読み慣れていないひとにも最適です!
興味ある方はぜひ!
③話す
この段階でネイティブと話す練習を50〜100時間やれば、中国語の日常会話は問題ないレベルに達します。
スクールを利用している人は問題ないですが、スクールを利用していない人は上記のHelloTalkなどで話相手を見つけましょう。

中国人の友達がいる人は言語交換をしてもいいね!
最初の1時間は中国語で話して、次の1時間は日本語で話すみたいな感じで。
この段階でスクールの50〜100時間会話レッスンを申し込むのもアリです。
安くおさえたい人はGakkenCCがおすすめです。

ほかにはこんな裏ワザもあるよ!
アルバイトしながら覚えるというもの。
中国人の店員さんとお客さんが多い仕事は下の記事で紹介してるよ!
この段階で目標にしたHSK4級のレベルはこんな感じです。
広範囲な話題について討論できる。
中国語を母国語とする相手と流暢に中国語で交流することができる。
【語彙量の目安】
1200語程度の語彙を習得している。
引用:HSK公式サイト
アウトプットできる方法を見つけるのがキーポイントです。
いちばんの近道はスクールを利用することですね
日本にいて中国語を使う機会がないと思っているひともいるかもしれません。
実際は中国語をつかうチャンスはたくさんあるのですよ。
くわしくは以下の記事で。

恋愛しちゃう?
ここまで一生懸命がんばってきたあなたの中国語は、カンタンな表現ならわかり、発音もネイティブにとってかわいらしいものになっていることでしょう。
コミュニケーションとれる中国人のひとの範囲が広がりました。
(今まで:日本語ができる中国人→今:日本語カタコトレベルもOK)

中国のひとと話しているうちに、お互いに恋心が芽生える可能性も!
そんな方は中国人、台湾人との国際恋愛についての記事もたくさんありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
4:できるだけ読む!HSK5級レベル~HSK6級レベル
この段階は上の【聞く・読む・話す】と基本は変わりませんが、「読む」部分を増やします。
いわゆる多読です。

読解力が語学の天井になるからね!
読解力が上がらないことには全体的な語学力がUPしないんだよ。

いろいろな種類の文章に触れたいね。
ニュースとかに挑戦してみよう!
ここで基準としたHSK5級のレベルはこうです。
中国語の新聞や雑誌を購読でき、映画を鑑賞することができる。
中国語でスピーチをすることができる。
【語彙量の目安】
2500語程度の語彙を習得している。
引用:HSK公式サイト
ニュースがある理解できるレベルに到達する必要があります。
オススメのニュースサイト(無料)は以下の動画で紹介していますので、チェックしましょう。

ついでにチャンネル登録もよろしく!
Kindleを持っている人はKindle Unlimitedでも中国語の本が読み放題です。
繁体字の作品が多いので、挑戦してみましょう。
ボクも登録して利用しています。かなりコスパのいい自己投資だと満足しています。
文法事項でわからないことを調べるのに辞書的な役割として以下の本をオススメします。
これはボク自身も中国まで持って行きました。
HSK6級に挑戦する
マラソンのように多聴多読をくり返していると、自然と語感が養われて、中国語の全体的なレベルも上がっていきます。
そうなるとHSKや中検などの資格試験に挑戦したくなる人もいるでしょう。

ここでは対策するべきところを明確にしているから短期間で得点できるコツがつかめるよ!

HSK6級のレベルはこんな感じです。
中国語の情報を比較的容易に理解できる。
口頭あるいは書面で流暢に自分の意見を表現することができる。
【語彙量の目安】
5000語以上の語彙を習得している。
引用:HSK公式サイト

5:さらに上のレベル(ビジネスで使えるレベル)
ここから先は実践を積み上げることでさらに上のステップに行くことができます。
いちばんいいのは、自分の目標としていることは「はじめる」ことです。
中国語を生かして仕事をしたい人は思い切って、転職や就職しましょう。


ここまでおつかれ様でした。
最後に「おまけ」として紹介したいのは、
身につけた中国語をよりよくする調味料です。
おまけ:+アルファ(ここがキーポイント)
言語はその国の文化のなかで発展したものですから、その文化というエッセンスをできるだけ吸収しておきたいものです。

中国語ネイティブの人たちの思考や習慣も理解しなきゃね!

言葉だけできるだけじゃ、翻訳機に勝てないからね。
教養を身につけて機会に負けないようにしよう!
仕事で中国語を使う人は、中国にビジネス雑誌を要約して紹介している記事もあるので、そこから中国ビジネスパーソンたちの思考を感じ取ってください。
おなじく中国の文化雑誌を要約したものもありますので、そちらもあわせてどうぞ。
ほかにはボクのTwitter(@YukiHiroi)でも中国の情報を発信しています。

ボクが中国の朝鮮族という少数民族が住む地域で体験したことが本になってるから、それもぜひ読んでほしいな!
かなりローカルな場所だから、ディープでリアルな中国を知ることができるよ!
ボク自身、中国に来て、中国の歴史と日本の歴史をちゃんと勉強しようと思いスタディサプリに登録しました。
大人になってから大学受験用のコースを受講したわけですが、学びは多く、さらに世界史の授業がおもしろいのです!
村山秀太郎先生という世界史の先生は世界各国を旅されていて、授業でお話される内容が本当に興味深いんです!
これは見なければ伝わらない感情ですので、いまから学び直しするのにオススメです!

歴史の知識って重要だよね。

ボクもくわしいわけじゃないからがんばって勉強してるんだ。
歴史がすこしでもわかってくると旅行とか中国での生活ももっとたのしくなってきたんだ。

上級者向けになるけどYouTube上で中国語字幕ですが中国映画が見られます。
社会問題を取り上げたものなどは中国国内で上映禁止になることが多く、そしてそれらは名作であることが多いです。
おすすめの3作を紹介した記事があります。
「女性を誘拐して村の男の嫁にする人身売買」
「障害のある子どもを利用してこじきとしてお金を稼がせるブローカー」
「鉱山でお金をだましとるために身内と偽って仲間を殺す男」
中国国内では公開禁止になりました。中国の社会問題をかいまみることができる名作です。
また中国語を勉強するなら中国の省についても知っておきたいものです。
以下ではそれぞれの省について豆知識と体験談も一緒に紹介していますので、これを読めば中国の人と知り合って、その人の出身地から話を広げられるようになります!

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まとめ:3つの方法
最後に中国語の初心者からビジネスレベルまで到達するためのロードマップをまとめます。
①はやくて確実なコースを選びたい人
スクール(ベルリッツかバークレー)で3ヶ月〜6ヶ月勉強して慣れてきたら読書導入
②スクールを利用するけど値段を抑えたい人
参考書独学→ 格安スクール(NOVA)で会話(100時間くらい)→試験勉強は独学
③スクールを利用しないで独学でいきたい人
独学本→参考書→多読多聴→資格対策
大きくこの3つの方法を紹介しました。
さらに細かく分けるとこうなりますね。復習してみましょう。
1:中国語0レベル→HSK2級
2:入門レベルから抜け出す→HSK3級レベル
3:語感を養う(中国語の世界に飛び込もう!)→HSK4級レベル
4:できるだけ読む!HSK5級レベル~HSK6級レベル
5:さらに上のレベル(ビジネスで使えるレベル)
おまけ:+アルファ(ここがキーポイント)
みなさんが中国語という一生役立つ武器を手に入れるのを応援しています。

ちょっとずつ積み重ねていけば達成できるよ!

これからも中国語で人生を変えるための記事を書いてみんなをサポートしていくよ!
以上の内容は動画でも解説しています。あわせてご覧いただけるとうれしいです^^
コメント
はじめまして、最前からyoutubeやブログなど楽しく拝見させていただいています。加藤と申します。自分は中国語学習者の大学生で高校時代に華人の友達がクラスに多かったため遊びがてら中国語を教わり、高一の際に(新)HSK5級で195点くらいでした。
一応同年スピーチコンテストで全国2位で、ネイティブにもまれていた為、南方訛りはあっても発音で日本人とバレる事は無かった(今もない)です。ただ、友達も中学からは日本なので、会話はお互い幼稚な語彙でした。
しかし、大学受験以降あまり話す相手もおらず、中国語からも離れていた為、語彙やリスニング力も減退し、ニュースや映画などにはついていけない耳になっています。
今でもHSK5級合格&リスニング9割ほどは取れると思います。
中国語のテレビを見て困らないレベルにしたいです。語彙不足なのか耳慣れしてない(離れた)のかわからないです。
何をしたらいいのかわからないので、もしよかったらアドバイスお願いしたいです。他に相談できる方がおらず、突然の質問で申し訳ありませんが、何とぞよろしくお願いします。
加藤様 メッセージありがとうございます!
初期のころからYouTubeやブログを見てくださってたのですね、感動です。
高校生活でクラスメートから遊びがてらに習ってHSK5級で200点ちかくの得点、さらに発音もネイティブ級ということはかなりのポテンシャルですね。
かなり語学のセンスがありますので自信をもっていいですよ。
スピーチコンテスト全国2位は相当な実力です。
知識や勉強習慣に関してはまったく問題ないことがわかりますね。
「語彙やリスニング力も減退し、ニュースや映画などにはついていけない耳になっています。」
とのことですが、受験の神様と呼ばれている和田秀樹によると
語学の能力はほぼ落ちないそうです。
記憶から取り出すのに時間がかかることはあっても脳の語感としては残っているらしいので、加藤さんの中国スキルは健在だと思います。
中国語のテレビを見て困らないレベルまでもっていくのは加藤さんの場合はカンタンでしょうね。
「耳慣れ」をつくることだと思います。
見たいジャンルのものを1日最低1時間じっくり見ていれば3ヶ月(100時間くらい)程度で満足できるレベルに持っていけるはずです。
もしくは1ヶ月でも大丈夫かもしれません。
語彙は中国語字幕で見ることで自然に増えます。
またできれば興味のある内容の文章記事を毎日読むようにすると語彙力UPも加速するはずです。
ボク自身の例を挙げると、動物が好きなので中国語の動物ドキュメンタリー番組を毎日見ていました。
3ヶ月くらいで、登場する動物や魚、昆虫の名前も自然に頭に入っていることに気が付きましたね。
さらに生息地の固有名詞も区別できるようになっていたのでドキュメンタリーを見ても内容がある程度わかる感じでした。
単語帳で単語を覚えたりはしていませんでした。
長くなってしまいました…すみません。
加藤さんみたいにポテンシャルがある方はあとは耳慣れだけで十分だと思います。
毎日1時間見るとして、最初の2週間から1ヶ月あたりで脳にある記憶の取り出しがスムーズになり、一気にラクになる感覚があるでしょう。
その後、2〜3ヶ月目の間で語彙もUPして満足できるレベルに達すると思います。
相談相手にボクを選んでくださったこと、すごくうれしいです!
また何かありましたらいつでもWelcomeですよ!
ありがとうございました。
ちゃいなサプリ
廣井佑樹