本記事は、何度でも見返せる【完全版】として、シャドーイングの効果や正しい実践方法を詳しく解説しています。
実際に、ボクはシャドーイングを3ヶ月間継続し、中国CCTVのスピーチコンテストで入賞しました。

さらに、多読ができるようになり、作文コンテストでも3等賞を獲得。



シャドーイングは、中国語力を飛躍的に向上させる強力な学習法です。この記事を通じて、正しいやり方を身につけてください!
この記事の内容を動画でも解説しています↓↓
詳しく知りたい方はこのまま記事を読み進めてください。
初心者向け!中国語シャドーイングの基本と効果的な学習法
中国語や英語を勉強している方なら、「シャドーイング」という言葉を耳にしたことがあると思います。しかし、実際にシャドーイングがどんな勉強方法なのか、詳しく知っている人は少ないかもしれません。
中国語を効率よく学ぶためのシャドーイングの方法や効果を詳しく解説します。
シャドーイングとは?
シャドーイングとは、音声を聞きながら、その音声をほぼ同時に復唱する語学学習法です。最初は音声から1秒程度遅れて復唱し、慣れてきたらそのタイミングを短縮していきます。
例えば、以下のように音声を聞いて、同じように話す練習をします:
音声:小明是我的同班同学,我每天和他聊天…
自分: 小明是我的同班同学,我每天和他聊天…
これがシャドーイングの基本です。中国語でシャドーイングは「跟读(gēn dú)」と呼ばれます。

シャドーイングの実践方法を動画でチェック!
実際のシャドーイングの例を見たい方は、40秒の動画で簡単にまとめています。
[こちらから動画を見る]
音読よりもシャドーイングが効果的な理由
音読は、発音ミスが後で修正しにくく、さらに読めない単語にぶつかるとその場でストップしてしまいます。一方、シャドーイングは音声を忠実に模倣するため、口調や発音がより正確に身につきます。
シャドーイングで復唱される言葉の方が、単に音読する場合より、より口調などの模倣が忠実に行われる。
Wikipedia
シャドーイングの効果|中国語学習におけるメリット
中国語の学習で「シャドーイング」を取り入れることによって得られる効果は数多く、驚くほどのメリットがあります。
- 語彙力がUPする(基礎)
- 文法や表現が身につく(基礎)
- 読解力が向上する(インプット強化)
- リスニングが上達する(インプット強化)
- スピーキングが上達する(アウトプット強化)
- 中国語のリズムが身につく(ネイティブ感覚)
- 中国語の発音が矯正される(ネイティブ感覚)
- ネイティブの発音に近づく(ネイティブ感覚)
- 読むのが速くなる(スキル向上)
- 語感が養われる(スキル向上)
- 中国語の筋肉がつく(応用)
- 日本語に訳すクセがなくなる(応用)
ボク自身、中国語のシャドーイングを続けていた結果、単語帳を使わずにHSK6級に合格し、最終的には通訳としても活躍することができました。
以下で、シャドーイングによって得られる主な効果を詳しくみてみましょう。
1. 語彙力UP & 文法の理解度もUP
シャドーイングを続けることで、自然に語彙力が増えていきます。単語帳を使わずとも、会話や文章を通じて覚えることができます。
【動画あり】詳しく解説!
文法や単語、フレーズは、文章の中で覚えるのが最も効果的です。
中国語は英語のように複雑な文法がなく、動詞の時制変化もないため、自然な文章を通じて習得するのが理想的です。
【動画あり】詳しく解説!
実際、ボクも文法書を使ったことはありません。
2. 読解力の向上 & 読解スピードUP
ナチュラルスピードでシャドーイングをすると、最初は文字を追うのが大変ですが、続けるうちに目で漢字を拾う速度が上がり、中国語の読解スピードが大幅に向上します。
3. リスニング力の向上
音声を追いかけることで、リスニング能力が劇的に向上。リズムや発音の微細な違いにも敏感になります。
【動画あり】詳しく解説!
実際にボク自身HSK6級のリスニングで9割以上の正答率を達成した実例もあります。

4. スピーキング力の向上
表現やフレーズの蓄積が増えると、ある日突然、スムーズに話せるようになります。
【動画あり】詳しく解説!
幼児が突然話し始めるのと同じように、音としてストックしておくことで、会話の際に自然に取り出せるようになります。
5. 発音とリズムの矯正 & ネイティブの発音に近づく
模倣することで、自然な発音とスピードで話す能力が身につきます。
シャドーイングを始めたばかりの頃は口の周りが筋肉痛になることもありますが、続けることで中国語特有の発音がスムーズになります。
また、ネイティブ音声に忠実に復唱することで、アクセントや声調を正確に身につけられます。
声調の動画はこちら
6. 語感が養われる
語学習得の鍵は「語感を養うこと」といっても過言ではありません。語感が身につくと、単語が自然に頭に入り、中国語をそのまま理解できるようになります。
【動画あり】詳しく解説!
「多聴・多読」が最も効果的ですが、シャドーイングなら「聴く・読む・話す」を同時に行えるため、語感を鍛えるのに最適な学習法です。
7. 日本語に訳すクセをなくす
日本語に訳すクセがあると、話す際の障害になり、読む速度も落ちます。
シャドーイングでは速いスピードで復唱するため、日本語に訳す時間がなく、ダイレクトに理解する力が養われます。
【動画あり】詳しく解説!
結論
シャドーイングは、中国語習得において非常に効果的な学習法です。ぜひ継続して取り組んでみてください!
以上のシャドーイングの効果について動画でも解説しています。
【レベル別】効果的なシャドーイングのやり方
シャドーイングを効果的に実践するためには、自分のレベルに合った方法を選ぶことが重要です。特に、最初は「音声」と「文字テキスト」の両方を活用するのがオススメです。
音声のみで繰り返すのは難易度が高いため、慣れるまでテキストを見ながら行うとスムーズに進めます。
1. テキストと音声を活用する
HSKや中検の問題集、文法書などの音声付きテキストは、シャドーイングに最適です。リスニング問題では解答スクリプトを見ながら音声を追い、発音や語順を覚えましょう。繰り返すことで、スムーズに話せるようになります。
2. YouTube動画で学ぶ
YouTubeではネイティブ音声の例文が豊富です。字幕付きの動画を選び、レベルに合ったものからシャドーイングを始めましょう。最初は簡単な動画で、徐々に難易度を上げていくと効果的です。ボクのチャンネルでは、HSK1級レベルから文法解説も行っていますので、ぜひ参考にしてください。
3. 映画やドラマを活用する
映画やドラマのセリフは難易度が高めですが、好きなシーンをピックアップしてシャドーイングするのも効果的です。「華流」ドラマなど、中国語コンテンツが豊富に配信されています。動画配信サービスを使って、リスニングを楽しみながら学びましょう。
具体的なやり方をレベル別にみていきましょう。
初心者向け:中国語シャドーイングの基本
シャドーイングは入門段階から実践できます。中国語を始めたばかりの方は、何をシャドーイングするか迷うかもしれませんが、まずはピンイン(発音)の練習から始めましょう。
発音に関する詳細な勉強法は、以下の記事を参考にしてください。

ピンインの発音と声調を教えてくれる動画を見て、音を復唱しましょう。
最初は何度も繰り返して感覚をつかみます。私は1日5分を1ヶ月続けたことで、上達を実感できました。
発音のコツは、教わるよりも時間をかけて慣れることです。口が筋肉痛になるほど練習することで、発音に必要な筋肉を鍛えられます。
初級者向け:中国語シャドーイングの進め方
発音が理解できたら、次は漢字と例文のシャドーイングに進みましょう。この段階を【初級編】と位置づけます。
私は単語帳や教科書を使わず、以下の方法を実践しました。学校やスクールで指定がない方には、これをおすすめします。
1. 中国語漢字のシャドーイング
常用漢字をシャドーイングすることで、発音、ピンイン、漢字の読み方が自然に覚えられます。一石二鳥ですね。
動画リンク
最頻出の140個の漢字で、全体の50%をカバーできると言われています。
2. 文法と短文フレーズ
「ちゃいなサプリ」のYouTubeチャンネルでは、文法レッスンシリーズがあり、例文や会話文が豊富に揃っています。ネイティブ音声も標準スピードで流れるので、シャドーイングに最適です。
動画リンク
文法の理解も、例文を含めてシャドーイングすることで自然に身につけていきます。最初はゆっくり、何度も繰り返して音声に追いつけるように練習しましょう。
3. 定期的な復習
シャドーイングは繰り返しが大切です。翌日、1週間後、1ヶ月後、半年後に復習することで、より定着します。文法は暗記する必要はなく、多読を通じて自然に身につきますので、シャドーイングではリズムと音に集中しましょう。
これらの方法は、YouTubeの無料動画を活用して学べるので、テキストを購入する必要はありません。
中級者向け:中国語シャドーイングのコツ
中級編では、文章のシャドーイングに挑戦していきます。
ピンインがない文章にも対応できるように、シャドーイングを進めましょう。
大量の文章をシャドーイングすることで、語彙力や表現力が大きく向上します。楽しくその過程を進めていきましょう!
ちなみにボクは、文章シャドーイングが大好きで、7カ国語を勉強してきました。ほとんどが初級段階の言語ですが、シャドーイングをするとペラペラになった気分で楽しいですね(笑)
テキスト
中国語の文章をシャドーイングする際に便利なのは、リスニング対策の本や中検、HSKの過去問リスニングパートを活用することです。
使っている参考書や問題集で音声付きのものはすべてシャドーイングしましょう。
また、以下のようなシャドーイングに最適な書籍もあります。
こちらから無料でダウンロードできます:
中国語1万字多読マラソン【HSK4級レベル】~500文字×20編~
YouTube
YouTubeで「中文听力:zhōng wén tīng lì」(中国語リスニング)を検索すると、リスニング動画がたくさん見つかります。
まずはピンイン付きの動画から始め、徐々にピンインなしの動画に挑戦していきましょう。
以下にいくつかの例を載せておきます。
文章のシャドーイングは時間がかかるかもしれませんが、慣れてくるととても楽しくなります。
例えば、上の動画でのシャドーイング風景はこちらでご覧いただけます。
何度も繰り返して、シャドーイングにハマるくらいやり込んでいきましょう!
上級者向け:中国語シャドーイングのさらなるステップ
上級編では、少し難易度が高い内容に挑戦します。このレベルでは、中級者向けの教材から一歩進んで、ネイティブ向けのコンテンツをシャドーイングすることになります
- 難易度
中級段階では、学習者向けの音声をシャドーイングしましたが、この上級編ではネイティブ向けの内容に挑戦します。こうした素材は、より高いリスニング能力が要求されるため、難易度は高めです。 - オプションとして取り組む
これらのコンテンツは必須ではなく、興味がある場合のみ取り組んでください。ニュースやドラマ、映画のシャドーイングは、必ずしも必要ではありません。
ドラマ&映画
- 華流コンテンツ
中国語学習には、華流コンテンツ(中国・台湾のドラマや映画)が非常に効果的です。好きな俳優やシーンを見つけて、それを何度もシャドーイングすることで、自然に言葉が身に付いていきます。
ニュース
- ニュースを活用したシャドーイング
ニュース番組は、ほとんどの場合、字幕が表示されるため、これを使ってシャドーイングを行うことができます。ニュースは通常、日常的な語彙や表現を学ぶのに非常に役立ちます。 - YouTubeなどでニュースを視聴し、その後シャドーイングをするのも一つの方法です。ニュースサイトは多読の練習にも適しています。
上級編では、ネイティブ向けのコンテンツを使って実践的な中国語力を身につけることを目指しますが、無理せず、自分のペースで学ぶことが大切です。興味がある内容に取り組んでいけば、学習がより楽しく効果的になります。
上記の内容は動画でも解説しています。
効果的な中国語シャドーイングの方法と注意すべきポイント
中国語のシャドーイングを始める際、せっかくなら正しい方法で効果的に練習したいですよね。
ボクはシャドーイングで何度も訓練を重ね、最終的にプロの通訳となりました。
その経験を元に、ここでは中国語シャドーイングを行う際に気を付けるべきポイントと、上達するためのコツをまとめました。
速度は調整しない方がいい
- 音声のスピードを遅くするのはおすすめしません。
- 人工的に遅くした音声では、発音に違和感が出てしまいます。
- ナチュラルスピードでシャドーイングできるものを選びましょう。
音声に追いつけないものはNG
- シャドーイングはナチュラルスピードで始めた方が効果的ですが、最初は難しく感じるかもしれません。
- 何度か繰り返してできなかった場合、その音声が自分のレベルに合っていない可能性が高いです。
- 自分のレベルに合った教材を選びましょう。
1回2回ではできるようにならない
- シャドーイングは繰り返し練習することが大切です。
- 目標は、音声にほぼ同時に復唱できること。遅くても1秒くらいの遅れで復唱できるようにしましょう。
しっかり聞く
- 発音が上手くできない場合、音をしっかり聞けていないことが多いです。
- 音を聞くときは、相手の息づかいまで感じ取れるレベルで集中しましょう。
- 音に集中し、耳を澄ませることが大事です。
「読む」ではなく「音をマネる」
- シャドーイングは「読む」のではなく、音を模倣することが重要です。
- 自分で考えずに、発音とリズムをそのまま真似することに集中しましょう。
- 文章の意味理解は「多読」など他の方法で行い、シャドーイングは音声を模倣することに集中します。
息づかいまでマネするレベルで
- シャドーイングは音声を完全にコピーすることです。
- ナレーターの息づかいや笑い声まで真似することで、さらに自然な発音が身に付きます。
これらの注意点とコツを実践することで、シャドーイングの効果が格段に向上します。最初は大変に感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで、自然に言葉が身体に染み込んでいきます。
焦らず、自分のペースで続けていきましょう。継続こそが、語学習得のカギです!
動画での解説はこちら
1ヶ月で実感!中国語シャドーイングの効果と3日・1週間の変化
中国語の発音に悩んでいませんか?
今回、シャドーイング動画を視聴した方が、実際にシャドーイングを実践し、その経過を詳しく報告 してくださいました。
この方は発音で行き詰まり、試しにシャドーイング中心の学習に切り替えたそうです。
発音で行き詰まっています。
だまされたと思って(ゴメンナサイ)シャドーイング中心に切り替えてみます!
(また、こちらで成果をお伝えします)
シャドーイングで発音のレベルアップを目指し、3日目・1週間目・1ヶ月後の変化を詳しく記録 してくれました。
こういったリアルな体験談は、これからシャドーイングを始める方にとって非常に参考になりますね!
では、それぞれの経過を見ていきましょう。
シャドーイング3日目:実際にやってみたら…!
シャドーイングを始めて3日目の経過報告です。
最初は、
「そもそも追っかけで発音なんてできるのかしら?」
「話すことに気を取られて、リスニングできないんじゃないか?」
と思っていました。しかし、実際にやってみたら初日からできました!
意味はわからなくても、とにかく聞こえた音を口から出すことに集中 しました。
私は四声が苦手なのですが、音の上がり下がりを真似することで、ピンインを見ながら話すよりも早く口が覚える 気がします。
筆者のコメント:シャドーイングは「できるもの」
まず、読者の方が体験された通り、シャドーイングは意外と「できるもの」です!
実際にやってみたら初日からできました!
シャドーイングは、ネイティブの速さで発音を真似るので、一見すると難しそうに思えますが、実際にやってみると意外にすんなりできるものです。なぜなら、シャドーイングの基本は「マネをする」ことだからです。最初は意味がわからなくても、聞こえた音をそのまま口から出すだけで、自然に発音の感覚が身に付きます。
シャドーイング成功のコツ:「意味を考えない」
読者の方が「意味はわからなくても、とにかく聞こえた音を口から出すことに集中しました」と言っている通り、それがシャドーイングの本質です。
語学学習では、以下の点が非常に重要です:
- 頭で考えない
- 理解しようとしない
- 翻訳しようとしない
- 知識を詰め込もうとしない
とにかく余計な雑念を消して、ありのままの音を受け入れることが鍵です。
このように、「中国語脳」を作ることがシャドーイングの成功に繋がります。日本語のフィルターを通さずに、ダイレクトに中国語をインプットする感覚を養いましょう。
シャドーイング1ヶ月後の変化 – 継続の効果とは?
経過報告(1週間)です。
毎日同じ量の文章をつかって発音練習しているのですが、
シャドーイングを始めてからは、短い時間で満足のいく発音ができるようになってきています。
特に習い始めに苦労していた「そり舌」が無意識に、
適当に力を抜いて(これが重要)発音できるようになったと実感しています。
中国語の四声は音楽で言うとメロディーだと思うのですが、
音の上がり下がりが最初はブツブツ切れている状態だったのに、
シャドーイングを始めてからは流れるようにつながってきました。
今後は息継ぎや音の強弱も意識して、よりナチュラルな発音に近づけるよう頑張ります!
筆者のコメント:継続こそが力になる!
この読者の経過報告からも分かるように、シャドーイングを始めて1週間で非常に良い結果が出ています。特に「そり舌」の発音が無意識でできるようになった点は、非常に大きな進歩です。最初は発音がぎこちないかもしれませんが、シャドーイングは繰り返すことで、体が自然に音を覚えていきます。
また、中国語の四声は確かにメロディーのようなもので、上がり下がりが滑らかになると、発音だけでなくリズム感も向上します。この読者のように、音の上がり下がりが流れるように繋がると、より自然な中国語の発音に近づくことができます。
さらに、読者のように息継ぎや音の強弱にも意識を向けると、さらにナチュラルな発音ができるようになるでしょう。これがシャドーイングの効果の一つです。
実践している具体的なやり方
「シャドーイングの実践方法についてですが、次のように進めています。
- 3回ほど発音を聞く(いったんメロディを覚えるイメージ)
- 次にシャドーイング
- シャドーイングが言葉に詰まらずできるようになったら、まず自分でピンインを考えてみる
- ピンインを見て答え合わせ&発音の修正
- 仕上げに例文と同時に発音して、ずれがないかを確認する
筆者のコメント:手順を守ることでスムーズな上達が可能に
シャドーイングの前に、まずは音声を聞くというステップはボクも実践しています。最初にスクリプトを見ずに1回音声を聞き、次にスクリプトを追いながら音声を聞き、最後にスクリプトを見ずにもう一度音声を聞く、といった感じで進めています。
ピンインの答え合わせはしないですが、このやり方でも十分効果があると思います。負担を減らし、続けることが一番大切です。
特に「3回音声を聞く」という点が重要です。音を「覚える」「イメージする」ことにより、音声をよりスムーズに追えるようになります。
また、ピンインの答え合わせをすることで、発音の精度を上げることができる点もいいアプローチです。ピンインのチェックをしない場合でも、最初は少し負担に感じるかもしれませんが、続けることが最も大切です。
続けることが上達への鍵
続けることで、音が自然に口から出るようになります。この方法に加え、次のステップとして、音読を加えることで、より深く定着させることができます。音読を通して、ピンインを見ずにスラスラと発音できるようになると、その文章を卒業したと言えます。
今後の目標
これで、出来上がった短文を読むのはだいぶ自信がついてきました。
ただ、お手本(音声)がない、段落レベルの塊の中文を読むのはまだまだです。
あと、会話の練習で頭の中で作文しながら発音するときはぐちゃぐちゃになります。
シャドーイング続けて、発音が頭を使わずに口から自然に出てくるようにさらに頑張ります!
筆者のコメント:シャドーイングの次は音読へ
1ヶ月で大きな変化が見られますね!特に短文を読む自信がついてきたのは素晴らしい進歩です。
段落レベルの文章に取り組む際は、シャドーイングを繰り返した文章を仕上げに音読してみましょう。ピンインを見ずにスラスラ音読できるようになったら、その文章は卒業と言えます。
どんな文章をシャドーイングすれば良いか迷った場合は、「ちゃいなサプリ」の文法レッスンをチェックしてみてください。具体的なアプローチ方法を紹介しています。
このセクションの動画解説はこちら
シャドーイングは「音読」への橋渡し
語学学習で重要なのは「音読」です。しかし、いきなり中国語の音読を始めるのはおすすめできません。発音にクセがついてしまう可能性が高いためです。
そこで、音読への橋渡しとなるのがシャドーイングです。シャドーイングを繰り返し行うことで、リズムや音が自然に身につき、音読への移行もスムーズに進みます。
では、いつまでシャドーイングを続けるのかというと、最初の数年間は続けることが望ましいです。HSK6級合格を目指しているのであれば、その目標を達成するまでシャドーイングは続けたほうが良いでしょう。
音読を始めるのは、ある程度のレベルに達してからが無難です。それまでは、シャドーイングを何度も繰り返した後に音読を行います。
シャドーイングから音読へ
- シャドーイングで音声についていけるようになる
- 音読へ移行
- 音読がスムーズにできるようになったら、その文章は卒業
1つの文章を何十回も繰り返し行わなければならないかもしれません。最初は50回近く繰り返すこともあるでしょうが、次第にその回数は減り、よりスムーズに進行できるようになります。
シャドーイングは長期的な学習の一部ですが、これが中国語上達の鍵です!続けることで、必ず新しい成果が見えてきます。最初は大変でも、諦まずに続けましょう。
頑張ってください!