ヤマモモを食べたことある人は、なかのムシのことが気になりませんでしたか?
・ヤマモモにいるムシは何?
・ヤマモモのムシを出したい。
・ヤマモモについてるムシは食べても大丈夫なの?
こんな悩みがある方はこの記事で解決します!
実際に塩水につけて虫を出す様子を画像と動画にしました。
ヤマモモは中国原産なんだね。
そうそう、ボクは東京にいるときは見たことなかったね。
でも広島出身の方はスーパーで売ってたって言ってた。
『竜馬がゆく』でも坂本竜馬が土佐にはヤマモモがたくさんあったって言ってたね。
筆者のくわしいプロフィールはこちら
≫高卒だけど中国語で人生を変えた話〜大学中退しても人生終了しなかった
ヤマモモってなに?
5月から7月にかけてヤマモモ(杨梅:yáng méi)が旬を迎えています。見たことありますか?
ちなみに原産は中国浙江省余姚市。
ちょうどボクの住んでいる地域なので、梅雨の時期にはたくさん売られています。
温暖な地域のくだもののようで日本では関東及び福井県よりも南西部の本州と四国や九州、沖縄の低地や山地に自生しているそうです。
これはさきほど買ってきたのですが、黒っぽいですよね?
黒いのが成熟していて、赤いのは未成熟でより酸っぱいです。
また黒いのは熟していて長持ちしないので、紫色のを買うひともいます。
こんな感じでパックに入れられています。
どうですか?
熟していておいしそうでしょう?
道ではいたるところでこのヤマモモが売られています。
やはり暑い夏は甘酸っぱいヤマモモが口に合うのですね。
ここで注意が必要なのですが、地面に落ちたものを拾って売っている場合もあります。
それにはムシがたくさんいたりと不衛生でお腹をこわしたりします。
この時期になるとみんなやまもも食べたがるよねぇ。
海外に留学している中国人留学生たちはこの時期夏休みを迎え、実家に帰った時にまず食べたくなるのがこのヤマモモだと言いますね。
妻もヤマモモが好物なんだ。
ボクはあまりスキじゃないけど…。
ちなみに私はヤマモモを初めて食べたとき、この甘酸っぱさの虜になり1日に100粒以上食べました。
その後、3日間嘔吐と下痢に悩まされましたが…。
やはり食べるなら適量にしておいたほうがいいでしょう。
ヤマモモは木に実がつくので直接もぎ取ったものを売る分には新鮮なのですが、下に落ちたものを拾ったものは新鮮とは言えません。
筆者が食べたのはおそらく下に落ちたものでしょうね。
医者が言うには、これはヤマモモが原因ではないとのこと。それで漢方薬を出してくれました。これも吐きましたけどね!
ヤマモモの虫の正体は?
大半のヤマモモの中にはヤマモモ虫(杨梅虫:yáng méi chóng)という白く細長い虫が寄生しているのです!
ちなみにいちごやブルーベリーなどにも虫はついているのですよ!
だから気にしなければ大丈夫なのですが、ヤマモモ虫だけはなぜか注目されてしまうのですよね。
気持ちわるっ!と思ったそこのアナタ!これは良質なタンパク質なのです!
中国科学院上海昆虫研究所昆虫学博士、莫建初によると
“这种虫子吃下去不会对人体有害,反而是一种优质蛋白:zhè zhǒng chóng zǐ chī xià qù bù huì duì rén tǐ yǒu hài ,fǎn ér shì yī zhǒng yōu zhì dàn bái
(このような虫は食べても人体に有害ではなく、逆に良質タンパク質であります。)”とのこと。
ちなみにこの莫建初博士は1999から2001年まで名古屋大学で昆虫の研究をしていました。
さきほど買ってきたヤマモモにも虫がついているのですが、どれだかわかりますか?
正解はこちら↓↓↓
このように虫がついているのですね。
では、この虫を出しましょう!
ヤマモモの虫を出す方法
この良質タンパク質は遠慮したいという方はヤマモモを塩水に漬けておくと、ヤマモモ虫は自分から出ていきます。
では実際に虫を出してみましょう。
用意するものは、水と塩だけです。
ではここにやまももを入れていきます。
このように漬けること30分。
結果は期待に反して3匹しか出てきませんでした。
この原因として考えられるのは以下の2つです。
- 買ってきたやまももは新鮮で、虫がすくなかった。
(下に落ちたのを拾って売っている場合、虫は多い。) - 冷蔵庫に数時間入れていたため、虫が休眠状態になって出てこなかった。
さらに濃度の高い食塩水に浸した実験もやってみました。
こちらは動画でごらんください。
ちなみになかの虫はこんな感じです。
虫が気になるひとはこのように虫を出せば心配なく食べられますね。
もちろん塩水に漬けたあとは、水でなんども洗い流しましょう。
動画でも紹介していますので、こちらも見てもらえるとうれしいです!
おすすめの食べ方
冷凍するという方法もあります!
食感もシャーベットみたいになっておいしいです!
ちなみに日本でも売っています。
今回ヤマモモをはじめて知ったひとや、中国語を勉強中のひとはぜひ浙江省特産のやまももを試してみませんか?
また現地ではやまもも酒というものも人気です。
妻のお母さんも残ったヤマモモをやまもも酒にして飲んでいます。
これ結構おいしんですよ!
中国で有名な“白酒:bái jiǔ”と氷砂糖につけておくんですね。
甘酸っぱくて、口当たりもよく、すぐほろ酔い気分を味わえます。
冷たくして氷を数個入れて飲むと、口がさっぱりしてしあわせな気分になれますよ〜。
しらべたら日本の楽天でも売っているんですね!
みなさんもぜひお試しあれ。
ほかには苗木も売ってます。苗木から育ててみるのもおもしろいですね!
最後までありがとうございました!
★中国語勉強中の方へ
「ちゃいなサプリ」のYouTubeでも中国語文法を1から解説しています。
無料で中国語がマスターできます!
以上です。ありがとうございました。
★本サイトで使用しているVPN
使用しているVPNはこれです。
(中国では海外のサイトにアクセスするときにVPNというものが必要です。本記事も中国から執筆しています。)
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