中国語勉強法

簡体字と繁体字のちがいは?文法と発音も違うの?勉強するならどっち?

簡体字と繁体字のちがい

・簡体字ってなに?
・日本の漢字は繁体字?
・台湾と香港は何語を話すの?
・簡体字と繁体字ってちがう言語?
・簡体字と繁体字はなにがちがうの?
・簡体字と繁体字の発音や文法はおなじ?

という疑問をもっている人はこの記事ですべて解決します!

これから中国語を勉強しようとおもっている人も、いま勉強しているという人も学習の助けになるのでぜひ最後までおつきあいくださいね。

ココ
ココ

勉強するなら簡体字と繁体字、どっちがいいの?

Yuki
Yuki

簡体字だね!
理由も下でくわしく説明するよ。

筆者のくわしいプロフィールはこちら
高卒だけど中国語で人生を変えた話〜大学中退しても人生終了しなかった

簡体字と繁体字のちがい
先生が書いた習字をあたかも自分で書いたように…。

繁体字と簡体字のちがい

簡体字と繁体字をざっくり見てみましょう。

左(簡体字)→右(繁体字)でいくつか例をあげてみます。

爱→愛 宝→寶 报→報 毕→畢 备→備 笔→筆 变→變 补→補 无→無
达→達 单→單 当→當 导→導 点→點 电→電 东→東 对→對 动→動 
队→隊 飞→飛 风→風 丰→豐 个→個 过→過 龟→龜 冈→岡 广→廣 
国→國 汉→漢 号→號 画→畫 华→華 机→機 见→見 将→將 节→節 
觉→覺 开→開 来→來 恋→戀 刘→劉 龙→龍 马→馬 买→買 卖→賣 
门→門 宁→寧 难→難 鸟→鳥 农→農 仆→僕 书→書 数→數 总→總

このように見てみると、日本語の漢字は繁体字だけではないということがわかりますね。

たとえば、「宝、当、点、国、号、画、将、来、恋、数」などは簡体字と同じです。

繁体字と同じものは「愛、報、備、筆、補、無、達、導、電、東、動、隊、飛、風、個、過、岡、漢、華、機、見、節、開、劉、馬、買、門、寧、難、鳥、農、僕、書」ですね。

日本の漢字は簡体字?繁体字?

では残りのものはどうでしょうか?
( )内に日本で使われる漢字を入れてみます。

毕→畢(卒) 变→變(変) 单→單(単) 对→對(対) 丰→豐(豊) 龟→龜(亀)
广→廣(広) 觉→覺(覚) 龙→龍(竜) 卖→賣(売) 总→總(総)

こうなります。

どうですか?似ているものもあれば、まったく似ていないものもありますね。

日本では旧字として繁体字も使われますから、馴染みがあるものが多いのも事実ですね。

これで、日本独自の漢字もあることがわかりました。

簡体字と繁体字の中間に位置すると考えた方がいいかもしれませんね。

また「畑」「働」「峠」「辻」「笹」などは中華圏では使用されません。

こういった和製漢字も存在するのです。

では、以下でいったいどの地域で簡体字や繁体字が使われているのか見てみましょう。

簡体字と繁体字が使われる地域

簡体字と繁体字は公式で使われるのは以下です。

簡体字→中国大陸
繁体字→香港・台湾

また、マレーシアやシンガポールなどの架橋圏ではどちらも使われています。

中国大陸でもカラオケでは歌詞は繁体字がほとんどです。
おそらく台湾や香港版のを使っているからでしょうね。

簡体字と繁体字の発音は同じ?

中国と台湾に関しては、言語が同じですから発音も同じです。

簡体字と繁体字で見た目はちがってもおなじ発音をするということです。
声調もおなじです。

香港の場合は、広東語をつかうので、発音はちがってきます。

たとえば、你好は中国と台湾では「ニーハオ」となりますが、広東語では「ネイホウ(レイホウ)」となります。

これらは簡体字と繁体字がそれぞれちがった発音を持っているのではなく、言語によるちがいということになります。

中国の広東省でも広東語が話されていますが、使われる漢字は簡体字です。

簡体字と繁体字の文法は同じ?

文法も同じように、中国と台湾は同じですが、香港などの広東語では文法や表現もすこしちがってきます。

広東語の場合、書面語と口語でもちがいがあり、書面語の場合は中国や台湾でつかわれる普通語と呼ばれるものと同じような文法になります。

口語では表現がすこしちがいます。

たとえば「ごはん食べた?」というとき

普通語(簡体字):你吃饭了没?
普通語(繁体字):你吃飯了沒?
広東語     :你食咗飯未呀? となります。似ていますが、使う漢字もちがいますね。

繁体字もピンインを使うの?

ピンインを使うのは中国大陸だけで、台湾では“注音:zhù yīn”という記号をつかうので台湾人のともだちは注音キーボードを使っていました。

単語のピンインを聞いても、ピンインは知らないというので驚いた経験があります。

注音キーボード
注音キーボード

香港人は “倉頡:cāng jié”というキーボードを使っている人が多かったです。
下のように漢字の辺などでタイプしていくというものですね。

チャットをするときなどはキーボードを切り替えれば繁体字にもなります。

ピンインで繁体字をタイプすることもできます。

くわしくは以下の記事を見ていただければうれしいです。
>>【中国語ピンインローマ字入力】パソコン&スマホでの打ち方と声調つき拼音の入力方法も紹介

勉強するならどっち?

勉強するなら特別な事情がない限りは「簡体字」がいいでしょう。

HSK(国際的な中国語試験。中国語版TOEFLのようなもの)や中国語検定はすべて簡体字ですし、大学受験の中国語選択もほぼ簡体字です。

「でも台湾に旅行に行きたいんだけど、繁体字がわからないとダメじゃない?」
と思われる方もいるかもしれません。

簡体字と繁体字

ここで面白いのは、簡体字を使用してきた大陸の人たちは繁体字を見て類推することが比較的簡単です。

逆に台湾香港の人や日本人にとって、簡体字は難読であることが多いようです。

台湾や香港のともだちもわからない簡体字がたくさんありました。

实,头,阳,义,仆」これらの漢字を見て、もとの漢字がなにかわかりますか?

かくいうボクも勉強し始めの頃、簡体字をみて意味を類推することは困難でした。

ちなみに答えは「実,頭,陽,義,僕」でした。

簡体字を勉強すれば繁体字は読めるようになる?

妻は中国出身ですが、繁体字は難なく読めます。

田舎に住んでいる中卒のお義母さんでも読めますね。

カラオケの歌詞は繁体字なのですが、みんな読んでいます。

そして繁体字は学校で習ったわけではないとのことです。よく聞くと生活の中(カラオケや映画・ドラマの字幕)で見慣れるものも多いし、あとは大体がひと目でどの漢字かわかるといいます。

簡体字と繁体字

日本人にとっても繁体字は日本語と似たようなものが多いですし、同じものも多いので、とくに勉強する必要はないでしょう。

やはり見慣れない簡体字を勉強した方が試験などで使いますからよほど有益だとおもいます。

繁体字も勉強したいという人は、最初は簡体字で勉強して、ある程度のレベルにいったら繁体字の本を1−2冊読めば十分でしょう。

Kindleを持っている人はKindle Unlimitedでも中国語の本が読み放題です。

繁体字の作品が多いので、挑戦してみましょう。

簡体字と繁体字

中国語の勉強をはじめたい人や勉強中だけどなかなかレベルUPしていないと感じる人は以下の学習ロードマップを参考にしてもらえるとうれしいです。

目次
1:中国語0レベル→HSK2級
2:入門レベルから抜け出す→HSK3級レベル
3:語感を養う(中国語の世界に飛び込もう!)→HSK4級レベル
4:できるだけ読む!HSK5級レベル~HSK6級レベル
5:さらに上のレベル(ビジネスで使えるレベル)
おまけ:+アルファ(ここがキーポイント)


上記の内容は動画でも解説していますので、なんども視聴していただけるとうれしいです。

最後までありがとうございました!
このように中国語が学べて生かせる記事を発表していますので、他の記事&YouTubeもよろしくお願いします!

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