ボクはよく単語帳は使わない方がいいと言いますが、
その理由は以下のとおり。
1:単語帳で暗記しても使いものにならない
2:使うときにエラーが出る
3:日本語に訳すクセがつく
4:中国語脳が養われない
単語帳が「弊害」となることで大きいのは「頭で日本語に訳すクセがつく」ことです。
単語帳では
中国語→日本語
これを何度も何度も繰り返して頭に入れていくわけですね。
これは危険です。
毎日、それも大量に中国語の単語を見て日本語で答える
という訓練をしているわけです。
脳へのインパクトはかなり大きいです。
回数も重ねていますから無意識の中に刷り込まれて、
中国語を見たら自然と日本語にしてしまします。
ボク自身も体験しました。
5ヶ国語を単語帳と参考書で勉強したのですが頭で訳すクセがついてしましました。
そして日本語の意味が出てこないと、もうその単語の意味がわからず、
推測してもあっているか不安という状態になりました。
どうしても日本語で意味が確認したいという強い欲求にかられるわけです。
なので文の中で推測したりもしなくなります。
ただ日本語の意味が知りたいだけですからね。
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同様に参考書とかもそうです。
例文とかがあっても和訳があるので、それを参考にしてしまいます。
日本語はあまり介さない方がいいです。
単語の意味を辞書でしらべるくらいならいいですが、
理想は中-中辞典をつかった方がいいですね。
頭で訳すクセがつくと
なかなか抜け出せなくなります。
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ではどう勉強すればいいのか?
大きな柱はシャドーイング
シャドーイングが慣れてきたら、音読へ。
同時に多読・多聴で中国語に触れる量を増やすのがいいです。
単語をおぼえてからというのはまちがいです。
まず中国語を大量にシャドーイングして器をつくって
たくさん読んで
たくさん聞くと
単語は自然に増えていきます。
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1日30分を単語帳につかうとすると、
単語帳 1日30分 x 1年 → 182.5 時間
182.5時間つかうことになります。
この時間をシャドーイングに注ぎ込むのとでは効果はまったくちがいます。
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でも単語帳つかわなくて試験に合格するの?
と思うひともいるかもですが、
ボクは単語帳を使いませんでしたが、
HSK6級の単語帳をみたときほとんど知っていました。
試験にも合格しました。
逆に
単語帳を一生懸命やったひとは
単語帳の単語が実際につかえないかもです。
もしあなたが単語帳を愛用していたら
それをやめるのには勇気と覚悟がいりますよね。
でも単語帳はメルカリで売りましょう笑
効果がないどころか害になりますよ。
では今日は以上!
また次回!
ありがとうございました。
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