・中国人の彼氏/彼女の恋愛観をもっとよく理解したい。
・中国人のともだちと曖昧な関係だから本心を知りたい。
・国際恋愛や国際結婚に興味がある。
・好きな人が中国人。
というひとのニーズを満たせる内容になっています。
この記事を最後まで読むと
・中国人の好きな人にアプローチする勇気がでる。
・中国人の彼氏/彼女の考え方がわかる。
というベネフィットがありますので、最後までおつきあいいただけるとうれしいです。
中国人の恋愛観
「中国人は〇〇だ」とレッテルを貼るのは意味がありません。
ネットで検索すると「中国人の恋愛感はこうだ」とはっきり断定していますが、もちろん人によって違いますから、そのようなことはありません。
あと「〇〇人だからこうだ」と言うのも的確ではないですよね。
この記事ではボクが関わってきた中国人の考えや体験談を具体例(男女別)としてあげていきます。
中国に留学もして、さらに中国在住歴すでに14年、そして妻は中国人ですので関わってきた人たちはものすごい数にのぼります。
「中国人の恋愛感はこうだ」と断定することはできませんが、多くの具体例に触れることで傾向はつかめてくるのではと思います。
「中国人だから〇〇」って考えると恋愛もうまくいかないよ!
もちろん人それぞれちがうからね。
「中語人のやさしさ」シリーズを動画で紹介していますので、チェックしていただけるとより中国人への理解が深まるでしょう。
理想の相手はこんな感じ
中国での一般的な異性の理想像をみていきましょう。
いろいろな人にインタビューして聞いてみたので、そのなかでも共通する傾向を取り上げてみたいとおもいます。
女性
10代は20代の若い女性はやはり外見を重視する傾向があるようです。
とくに身長を気にする人が多かったですね。
180センチ以上を条件にする人が多く、そしてもちろんイケメン!
また、年齢も離れていても4歳〜5歳くらいという人が多かったです。
そして「自分のことを愛してくれて、やさしくて、浮気をしない。」というのも必須条件のようです。
30代以上のはたらく女性になると相手の男性の出身地も気にするばあいがあります。
これは結婚するときに女性が相手の出身地に行って仕事をすることが多いため、両親が気にするんですね。
中国では両親の意見って重視されるからね。
理想も現実的だよね。
また中国では出身地による経済力の差などで偏見や差別もあり、
とくに女性の両親は相手の戸籍を気にするばあいもあります。
>>中国の平均月収を都市別で公開!サラリーマンに人気の業種は〇〇!
男性
男性はもちろん外見も気にしますが「話や趣味があう人で性格的にもそこまでオープンではないひと」がいいそうです。
内向的でほかの男に目移りしないような人がいいと言う人が多かったですね。
男性も結婚前提でつきあう人が多く、相手の出身地を気にする人もいますが、女性ほど気にするわけではないようです。
しかし男性のばあいは両親の意見を尊重するちょっぴりマザコンちっくなひとも多いです。
ばあいによっては「おなじ出身地でなければダメ!」と両親にいわれて、それを守って相手の女性もおなじ出身地の人がいいと言うひともいました。
男性は両親から結婚の条件である家を買ってもらったり、資金援助してもらうことが大半ですから両親の意見は絶対である場合がおおいです。
あくまでこれは理想像だからね。
じゃあ、実際はどうなのかもっとくわしく聞いてみよう!
好きになるきっかけ
「好きになるきっかけ」は知っておきたいですよね。
「好きになるきっかけ」を作り出せば、向こうも好きになってくれる可能性も高まるでしょう。
では、見てみましょう。
女性
「悩みがあるときに愚痴を真剣に聞いてくれるから好きになった。」という人は結構いました。
相手が一途であるかどうかも重要なようで、プレイボーイのような感じのひとはモテないようです。
つきあうにしても結婚を前提に考えるひとが多いので、より性格を重視する傾向があります。
「お金がある人はモテる。」とよく言われますが、そういう例はあまり見ませんでした。
おそらく日本式のキャバクラのようなところでは、お金がある日本人のおじさんがモテるようなので、中国人はお金を重視すると誤解されるようになった可能性もあります。
実際は女性側の方が収入が多いということもありました。
お金がないから積極的になれない男はモテないね。
男ならそんな言い訳せずに自信もってアタックしなきゃ!
ちなみにボクと妻がつきあい始めたときも、ボクはインドで借金を背負ったために山形県の旅館で住み込みバイトをしていました。
いわゆるリゾバリゾートバイトというものです。
そこでボクは掃除をしたり、ベッドメイキングをしていて貯金もマイナスでしたからね…。
>>【スキー場リゾバ体験談】山形でリゾバ短期の住み込み!そこで出会った女性が今の妻です。
男性
女性側から悩みの相談にのってあげているうちに「守ってあげたい」という感情が生まれたことがきっかけで好きになったという人が何人かいました。
奥手のタイプがおおく、相手の女性が積極的に好きアピールをしたばあい、男性側もその人に好意を抱くようになった例が多かったですね。
やりとりはほとんどがSNS上で行われていていました。
母性本能?いや父性本能?
「オレが守る!」っていうことだね。
「スキ」のサイン
どのように愛情表現をする人が多いのか気になる人もいますよね。
相手が愛情表現をしていても、こちらが気づけなければ台無しです。
しっかり理解しておきましょう。
女性
星座占いなどで相性を知りたがるようです。
星座同士の相性などがあり、相手に星座を聞いたりするみたいですね。
日本では血液型占いが主流ですが、中国では自分の血液型を知らない人も多いので、血液型占いははやっていません。
SNSの投稿に「いいね」をつけたりするのもサインだそうです。
(しかし多くは、恥ずかしくてスキなひとには逆にいいねとかできないとのこと。)
じゃあ星座を聞かれたら脈アリってことかな?
興味はもたれてるかもね!
コミュ障でじぶんから積極的にいけないひとも多いようです。
男性
男性もやはりSNS上での連絡が頻繁になったりするようです。
女性とは反対に、投稿にいいねやコメントをつけて積極的にアピールしようとするひとが多数派でした。
また、食事などデートに誘ったりプレゼントをするという人も多かったです。
(お会計はもちろん男性側です。割り勘はしません。)
中国では割り勘はほとんどないよね。とくにデートでは。
そうだね、でもそれが負担になるときもあるよね。ボクもおごるお金がなくて会うのも連絡するのもやめたこともあるよ笑
さらにこれは客観的にボクが観察したことですが、好きな女性に対して自己アピールをする人が多いように思いました。
武勇伝を語ったり自慢したりカッコつけるひとが多かったですね。
連絡の頻度
ネイティブと200円前後でレッスンできる学研のサービスもあります。
これで中国語を勉強しながら中国人を理解するのもいいですね!
では中国の人たちはどのくらいの頻度で連絡をしているのかみてみましょう。
女性
興味のないひとには秒速かかなりおそく返信しますが、好きな人や気になっている人にはあえて返信をちょっぴりおそくするそうです。
おそいといっても10分〜30分くらいで、会話がずっと続くように「?」をよくつかうと言ってました。
気になる人には積極的にボイスメッセージをつかうという人もいましたね。
また会話がはずんで夜中になってたってことも脈アリのサインです。
スキだと相手にどう見られるか気になるもん。
どこの国もおなじだろうね。
男性
男性は気になる人に対しては、できるだけ返信は早めにするという人が多かったです。
また気になる女性には絵文字や顔文字さらに“表情包:biǎo qíng bāo”(ステッカー)を多用するひとがおおいみたいですね。
男子が絵文字とかつかうの嫌だっていう女子も多いよね。
こっちとしては冷たい感じを与えないようにっていうのがあるんだけどねぇ。
ムズカシイ…。
結婚を前提にしている?
中国の男女はつきあうときに結婚を前提に考える人が多いといわれています。
男女ともにどのような考えを持っているのか見てみましょう。
女性
女性の場合は、大学生であっても結婚を考える人が多いようです。
またボクの友達では結婚を考えるからこそ今つき合っている人がいながらも、もっとスペックの高い男性を探していると言っている人がいました。
こういうのを“骑驴找马:qí lǘ zhǎo mǎ”って言うよ。
ロバに乗っていながら、別の馬を探すっていう意味。
男性
男性も結婚を視野に入れて交際する人が多いようです。
男性のばあいは20代だと結婚を考えない人もいて、ボクのともだちはカノジョが結婚について話し出したから、それが負担で別れたひともいました。
中国では自分がコミュ障だと思っている人も多いって雑誌に出てたよ。
恋愛にも奥手なひとも多いみたいね。草食系が多いって。
>>中国の若者のコミュ章は半数以上?恋愛もできない「社会性死亡」ってなに?
告白はしない?
中国では日本とちがって、あらたまって「告白をする」ということはあまりないようです。
自然と関係が深まっていき、カップルになることが大多数だそうですね。
人によっては
“我们要不要在一起啊?:wǒ mén yào bù yào zài yī qǐ a”
(つき合わない?)
“我可以做你的男朋友吗?:wǒ kě yǐ zuò nǐ de nán péng yǒu ma”
(キミの彼氏になってもいいかな?)
などと告白する人もいますが、一般的ではないみたいです。
外国では告白ってしないことがおおいみたいだね。
うんうん、ボクのまわりでも告白したって人はいないね。
ボクの友達はお見合いで知り合った男性と仲よくなり、何度かデートをしているのですが一向に告白してくる気配がないと相談されたことがありました。
しかしその数ヶ月後にプロポーズされて結婚しましたね笑
中国のお見合い事情
28歳以上からお見合いをする人が一気に増えてくる印象があります。
お見合いの相手は知り合いの友達や家族が多いみたいです。
最初はWeChatなどで話しながらお互いのことを知り、そのあと喫茶店などで会って話すそうです。
中国は日本とちがって頻繁にお見合いがされます。
お見合いはすべて結婚を前提にするので、うまくいったカップルはその年に結婚するということが多いです。
中国は男性が3,000万人も多いから、結婚できないひとも多いんだ。
とくに両親は必死にお見合いをアレンジするよね。
別れる原因
別れの原因も知っておいて損はないとおもいます。
人それぞれだと思いますが、ボクの知り合いの例を紹介しましょう。
女性
彼が一生懸命仕事をしないとか仕事を探そうとしないというので別れたカップルは何組かいました。
ほかにはマメに連絡をくれなくなったことが不満で別れるに至ったという人もいます。
長距離恋愛のばあいは、お互いの話題がなくなって、次第に消滅していくということもあるようです。
マメな男にならないとね。
少なくとも毎日の連絡は欠かせないようだね。
男性
ボクの妻のともだちは彼氏ができて、お互いの両親にもあいさつしました。
もうすぐ結婚するのかと思っていましたが、結局別れてしまいました。
彼は彼女が浪費家であることが気に入らなかったようです。
新しいiPhoneが出たらすぐに買ったり、頻繁に喫茶店や外食をしてお金を使って節約をするという概念がないことが不満で、結婚したら将来が心配だと言うことで別れたそうですね。
結婚を前提にしているから経済感覚も重要なんだね。
もうすぐ結婚すると思っていたのにびっくりだったよ。
日本人は恋愛対象?
さてこのように中国の人たちの恋愛感を見てきたわけですが、ここで気になるのは日本人は恋愛対象であるかどうかですよね?
では男女別にみてみましょう!
女性
女性のばあいは、ハナから日本人と結婚するつもりはないという人もいます。
日本人でなくても、外国人はダメという人ですね。
両親が反対しているばあいも多いです。
中国の離れた地域に住んでいる人と恋愛することや結婚することを反対する両親も多いくらいですから、外国は論外ということになるのでしょう。
結婚後に娘が遠いところに行ってしまうのが心配だということです。
また、日本人を含めた外国人と結婚or恋愛したいという人もいます。
自分がスキになれば、相手がどこの国であろうが関係ないという人もたくさんいますよ。
結婚を考えたときに、いちばんの難点は日本人は中国語ができないひとが多いことです。
自分の両親とコミュニケーションがとれないのがイヤだというひとも多かったです。
やっぱり言葉が通じないと恋愛どころじゃないもんね。
たとえ相手が日本語がわかっても、こちらも中国語をわかろうとはした方がいいよね。
ネイティブと200円前後でレッスンできる学研のサービスもあります。
これで中国語を勉強しながら中国人を理解するのもいいですね!
「ちゃいなサプリ」のYouTubeでも中国語文法を1から解説しています。
無料ですのでぜひチェックしてね!
男性
男性のばあいは、相手が外国人でもいいと言うひとが多いようです。
日本人女性は“樱花妹:yīng huā mèi”とよばれ、人気があったりもします。
また両親が外国人と結婚するのを猛反対しているばあいは、日本人との恋愛も視野に入れないということもあるでしょう。
男性はマザコン的なひとが結構おおいよ!
カレのお母さんにもいい印象をもってもらわないとうまくいかないかも。
中国女子にモテるポイントは以下の記事にまとめてあります。
モテない男子の必読記事です!
>>中国人女子にモテる男はこんな人!本当にお金持ちがタイプ?
まとめ
このように中国の人たちの恋愛観も日本の人たちと同じような側面もあれば、まったくちがうといった面もありますね。
もちろんみんながみんなそうというわけではありません。
これはただの傾向として、ボクのまわりの人の例をあげただけなので参考として読んでいただけたらとおもいます。
中国の恋愛映画やドラマなどでさらに研究してみてもいいですね!
中国語リスニングの練習にもなりますし、一石二鳥です。
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ボク自身は中国人の女性と結婚して、いま中国に住んでいるわけですが国際結婚には大賛成です。
国際結婚だからこそモメ事もすくなく、うまくいっているとおもっています。
お互いが相手の文化を理解して言葉が話せるという必要もあるでしょう。
では以上です。ありがとうございました。
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