中国語学習メソッド

北海道大学入試〈中国語〉傾向と対策!プロ通訳が徹底解説(動画つき)

・英語より中国語の方が得意。
・北大受験で〈中国語〉を選択したい。
・〈中国語〉が本当に〈英語〉より得点しやすいのか知りたい。
・北大受験で〈英語〉と〈中国語〉どちらにしようか迷っている。

というひとにぴったりな記事になっています。

実際に北大に問い合わせて過去問を入手しました。

文章の出典や形式までくわしくご紹介していきます。

以下より読みたい記事にジャンプできます↓↓

北海道大学〈中国語〉入試 過去問の入手法

過去問の入手は以下のメールより、
中国語過去問を送って欲しいとメールを送るだけです。

北海道大学学務部入試課試験実施担当:
ent-exam@jimu.hokudai.ac.jp

北海道大学のHPはこちら

北海道大学入試〈中国語〉傾向と対策

上のように返信をいただきました。

そして上記の通りに大学へ郵送すれば、過去問を送っていただけます。

北海道大学〈中国語〉入試問題の出題傾向

過去問の内容は著作権の問題から掲載できないのですが、
問題と設問の傾向を紹介し、その対策法を探っていきたいと思います。

問題の概要は以下のとおり大問が4つあります。

大問1〜3:長文読解
大問4  :日→中翻訳

かなりボリュームがある文章が出題されています。リスニングはありません。

もう少し詳しく見ていきましょう。

第1〜第3問は長文であわせてB5用紙3〜4ページ分です。

設問は、

・文章中の空欄に入る語彙の選択(四字熟語を選ぶものもある)
・下線部の日本語訳す
・ピンイン→漢字(簡体字)
・漢字(簡体字)→ピンイン
・与えられた日本語文の通りに中国語語彙の並び替え文の完成
・本文段落中の指定単語の説明(日本語で80字程度)
・本文の内容要約(日本語で200字程度)

以上のような問題が頻出のようです。
(参考H29ーH31年度の3年分の過去問)

解答時間は90分(12:30-14:00)

北海道大学入試〈中国語〉傾向と対策

第4問は文法問題&日→中訳の問題です。

・文法問題は与えられた日本語文の意味にあうように中国語語彙を並び替えるという問題
(3つくらい)

・中国語の文と日本語の文があり、中国語の文の誤りを直して正しい文を完成させる問題
(2つくらい。誤りは語彙の誤用や欠如といったもの。文全体ではない。)

例:我想你 (好きだよ。)
正解:我喜欢你 
というように想→喜欢 に書き換えて、文を書けばいいのです。

・最後は日→中訳(5つくらい。)

という出題です。

北海道大学〈中国語〉入試問題の対策

北大の中国語で最重要なのは、「読み慣れ」です。

大量の中国語の文章に触れる必要があります。いわゆる多読ですね。

設問に内容を問う選択問題はない代わりに、文の概要要約問題があります。

これは文章全体の内容を把握していないと得点できません。
短時間でザッと目を通し、内容を把握しなさい。」という大学側の要求だとみてとれます。

北海道大学入試〈中国語〉傾向と対策

和訳問題や並び替え問題などでもなじみのない単語が見受けられます。

これも「文からこの語彙の品詞や意味を推測すれば配置や訳もできるよね。」という大学の意向から、
あえて受験生が知らないであろう語彙を設問につかっているとも思われます。

知らない単語は、日本語の本を読んでいてもあるものですよね。

だからそれでパニックになってはいけないのです。
そのような学生は大学が欲していないのです。

わからない単語があって、当たり前!
文全体で矛盾しないようにでっちあげるのです。

問題演習につかえる教材

さて、では具体的になにを使うか?

問題の傾向は中国語検定と似ています。
よって、対策は中国語検定の過去問をつかうのがいいでしょう。

中検3級 大問2〜5
中検2級 大問1、3〜5

さらに負荷をかけたいのなら中検準1級 大問1,4 で練習してもいいでしょう。

動画でも解説していますので、あわせてご覧いただけるとうれしいです^^

ほかの大学と共通テスト〈中国語〉の傾向と対策は以下の記事にまとめてあります↓↓

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最後までご覧くださりありがとうございました!

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