こんにちは、Yukiです。次の疑問に答えます。
・第二外国語で中国語を選択したけどどうやって勉強すればいいかわからない。
・テキストが指定されているのですがどう活用すればいいか教えてください。
・大学の勉強で「中国語脳」は作れるのでしょうか?
・テキストで「使える中国語」は身につきますか?
・中国語スキルを就職で使える武器にしたい。
✓この記事で学べること
・テキストの使い方が明確にわかる
・第二外国語の中国語勉強手順がわかる
・中国語入門レベルから、なにをやればいいかはっきりする
ボク自身は高卒ですが、中国語のプロ通訳になれました。
単語帳や参考書はつかわず、
よくある勉強法とはちがうアプローチをしたのが正解でした。
その経験をもとに第二外国語としての中国語の勉強法を伝授します!
ちなみに今でも中国語の古文をこれから紹介する方法で勉強しています。
第二外国語でも中国語脳はつくれます
大学のテキストをつかって「使える中国語」を身につける方法は、次の2つです。
・その①:シャドーイング→音読
・その②:文章の丸暗記
その①:シャドーイング→音読
シャドーイングは中国語のスキル全体を底上げできるトレーニング方法で、
ボクが一番おすすめする方法です。
その効果も計り知れません。
以下のとおり。
・語彙力UP
・読解力が向上する
・リスニングが上達
・スピーキングが上達
・中国語の筋肉がつく
・読むのもはやくなる
・語感がやしなわれる
・文法や表現も身につく
・中国語のリズムが身につく
・中国語の発音が矯正される
・ネイティブの発音にちかづく
・日本語に訳すクセがなくなる
シャドーイングとは、音声を聞いて1秒遅れくらいでマネしていくという語学の勉強方法です。
音声:小明是我的同班同学,我每天和他聊天…
自分: 小明是我的同班同学,我每天和他聊天…
このように音声を復唱していきます。
最初は音源についていけませんが、速度の調整はしない方がいいです。
ナチュラルスピードで何度も何度も繰り返します。
その過程で脳と耳と口がスピードに慣れていき、
30回くらい繰り返せばほぼできるようになっているでしょう。
(もちろん1度でなく数日に分けてやってOKです。)
暗記するためにもシャドーイングは必要ですし、
暗記したあともシャドーイングで発音やリズム感をメンテナンスしていきます。
シャドーイングについては以下の4つの記事で動画つきでくわしく解説しているので
しっかり読み込みましょう。
・概要
→中国語レベルがバク上がりする「シャドーイング」とは?プロ通訳も実践する方法!
・効果
→【中国語学習】シャドーイングで得られる効果TOP10を一挙大公開!モチベがUPします
・注意点とコツ
→中国語シャドーイングの注意点とコツをプロ通訳が解説!
・やり方
→【レベル別】中国語シャドーイングの効果的なやり方を大公開!入門レベルからできるよ
その②:文章丸暗記のやり方
暗記するのはテキストの本文です。日本語の解説などではないので注意。
具体的には、次の手順でやっていきます。
・解説を見る前に丸暗記:
なにもわからない状態から暗記します。単語も文法もちんぷんかんな状態で暗記するのがポイント。読めない漢字のピンインはあらかじめ調べておきます。暗記できるまでは何十回も読んで聴くことになります。ちんぷんかんでも脳は自動的に答えを探そうとします。
・暗記したあとに解説読む:
全文暗記できてから、テキストの解説をみます。身体に入っている文章なので、すんなり入ってくるでしょう。同時にわからない単語や文法も調べます。暗記した文章の全貌を明らかにしていく作業です。
・授業に出る:
暗記して解説も読んだあとで授業に出ます。教授の解説がよくわかるようになっています。また同時に解決できなかった疑問点なども生まれていることでしょう。それらも質問して解決していきます。メモはとらなくてもいいです。教授の解説を一言一句逃さないように全集中します。
暗記については動画でも解説しています。
第二外国語で中国語を選んだ方へ
次の「3つのポイント」が大切です。
その①:基礎の理解
その②:戦略と覚悟
その③:行動と改善
その①:基礎の理解
まずは発音&ピンインから始めてHSK1級までを手順通りに忠実に進めていきます。
手順は以下のとおり。
①例文のシャドーイング
②例文の音読
③文法の解説を読む
④会話集のシャドーイング
⑤会話集の音読
⑥会話集の単語&文法チェック
※シャドーイングは音声と同じスピードになるまで。
音読はピンインを見ずにスラスラ読めるまで。
→そのあとで文法の解説を読む&聞く
その後も丸暗記するくらいまで大量に繰り返す。
(毎朝の日課にすると尚良い)
もちろん上記を勉強するときもシャドーイングをしていきます。
(できれば30周、時間に余裕があれば会話集を全部暗記。)
さらに以下の動画で中国語の過去形という概念は日本語とちがうことを理解してください。
その②:戦略と覚悟
読んでくださった皆さんに、質問があります。
✓質問があります
30回おなじ勉強を繰り返せますか?
暗記するまでやめずに続けられますか?
参考書をぱらっと見ただけで「中国語ができるようにならない」という人が多いです。
ボクが正しいやり方を提示していきます。
それを繰り返しやれば「使える中国語」が身に付くとわかっても、つづけられませんか?
大学に通っている時点でボクより高学歴です。
「私頭よくないからぁ」という言い訳は通用しません笑
その③:行動と改善
時間と労力の節約のためにも、ムダ勉の断捨離は必須です。
以下の方法は7ヶ国語勉強したボクの経験から効果がないと判断しました。
・単語暗記:単独で覚えても使えない。使う時ミスしやすい。時間がかかる。
・和訳:中国語脳は鍛えられない。頭で訳すクセがつく。時間がかかる。
・勉強ノート&単語カード:作る時間がかかる。効果がほぼない。ノートに書くと脳は覚えようとしない。
→プロの通訳がおしえる中国語単語の覚え方【ノートは作りません】
こういったムダ勉は避けて時間の浪費を減らします。
宿題も用意しました
本気で行動したい場合は、ぜひお願いします。
・完全初心者の場合:まずは基礎(ピンイン・声調、発音の基礎とピンインタイピングのやり方)をおわらせてください。記事どおりに実行すればOKです。
・中国語基礎が分かる人(HSK1級レベル): 200字くらいの自己紹介作文を画像ファイルで送ってください。
できれば手書きよりタイピングしたものが望ましいです。
画像形式なのはメール本文では簡体字が文字化けするからです。
画像は「ちゃいサプコミュニティーで返信する形」で送付してください。全てに目を通します。
添削して返却する可能性もあり。
どちらにせよ、アウトプットは重要です。僕に送らないにせよ、作成することを推奨します。
僕が中国語勉強しはじめたばかりの頃は、自分で中国語の文をタイピングしていました。
最後に
第二外国語で中国語を選択したあなたは中国語をつかって就職を有利に進めたいとおもっているかもしれません。
中国語スキルを武器にするには、「使える」形で身についていないと意味ないです。
上記の方法で暗記していれば大学のテストも高得点まちがいなしです。
また「中国語脳」ができればHSKなどの試験も楽勝です。
ちなみに僕も参考書や単語帳、問題集を使わずにHSK6級に合格しました。
(直前の1ヶ月だけ過去問はやりました。)
以上です。最後までありがとうございます。
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