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中国語学習メソッド

プロ通訳になったボクがやめた中国語勉強法〜ムダを省いて効率化しよう!

プロ通訳になったボクがやめた中国語勉強法〜ムダを省いて効率化しよう!

・効果のなかった勉強法を知りたい。
・やらなくていい勉強法ってあるの?
・短期間で中国語スキルをUPさせたい。
・中国語の勉強法がたくさんあってどれをやればいいのかわからない。

こんな悩みのあるひとに最適な内容となっています。

プロの通訳となったボクが途中でやめた勉強法をご紹介します。

結論からいうとこんな感じです。

★試験は受けない
★例文暗記はしない
★問題集は解かない
★書いておぼえない
★単語帳はつかわない
★アプリはつかわない
★じぶんの発音を録音しない
★書き取り(听写)はやらない
★参考書を最初から最後まで読まない
★勉強ノート&単語カードはつくらない

中国語の勉強方法でよく紹介されるものもありますね。

では具体的にひとつひとつ見ていきましょう。

やらなくていいムダな中国語勉強法

実践したけど途中でやめた中国語の勉強法

紹介されている中国語の勉強方法はほぼすべて試してきました。

かなりたくさんあったので、取捨選択しなければなりませんでした。

そこで以下の基準で、長くつづけられなさそうなものを排除していったのです。

・時間がかかる。
・目的とズレている。
・効率がいいと思えない。
・できない。(難易度が高い)
・めんどうくさい。(心理的ハードルが高い)

ではボクが捨てた勉強法をひとつひとつくわしくご紹介していきます。

試験は受けない

語学スキルUPのために試験を活用する必要はないと思います。

ボクは日本語教師を6年間やっていたのですが、一生懸命日本語の試験(日本語能力試験JLPTという試験)の勉強をしていても実際に日本語を運用できる子はほとんどいませんでした。

逆に日本語のドラマや映画、アニメを見たり、漫画や本を読んで語感を身につけた子は試験問題をやっても正答でき、試験前の1ヶ月くらい対策すれば合格できていました。

ホンモノのスキルが身につけば、試験問題はカンタンに解けるようになるのです。

ボク自身、試験前の1ヶ月間だけつかってHSK6級の問題をやりましたが、
8割以上の得点で合格できました。

語学試験は意味ない

試験に合格したいひとは、まず全体的なスキルをUPさせてから受験する方が時間的なコスパも効率もバツグンにいいです。

例文暗記はしない

例文暗記はある時期、じっくりやってみたことがあります。

ボクは記憶力が悪いせいか、なかなかおぼえられないのと、おぼえてもすぐに忘れてしまいました。

たとえば例文を30本暗記するとしましょう。

最初の5本くらいはできたとしても、それ以降を暗記しはじめると、また最初の5個を忘れていないかチェックすることも必要です。

要はおぼえたものを忘れないようにするメンテナンスが必要であるということです。

例文暗記は必要ない

例文を暗記する目的は、スラスラ口に出てくるようにするということらしいのですが、
まずそんな例文をつかうことすらありませんでした。

機会があったとしてもとっさに口から出てくるわけではありませんでしたね。

中国語の通訳になった今では、暗記は比較的カンタンにできます。

なので、初学者のうちから暗記するには労力がかかりすぎるということです。

中国語の語感がついてくれば100本でも暗記できることでしょう。

※暗記するとしたら、じぶんがよく使うであろう自己紹介文中国語をはじめたきっかけなどを中訳して添削してもらいそれを暗記しましょう。

ボクは暗記したわけではないですが、毎回おなじことを言って結果暗記できるくらいまでおなじフレーズをつかいつづけました笑

問題集は解かない

試験を受けないのとおなじように、問題集をいくら解いても語学運用スキルが高まるわけではありません。

ボクも中国語を勉強するなかで問題集はいちども解いたことがありません。

問題集に載っているような問題を英語では「クイズ」とよぶようです。

クイズを一生懸命考えていると勉強した気になりますが、実際は圧倒的に量が足りなくなります。

語学参考書はやらなくていい

読解問題にしても、一生懸命読むのはいいですが、500文字程度のを読んで、クイズに答えて…というのより、わからなくても辞書をつかわずとにかく大量に読む「多読」の方がいいでしょう。
>>【初心者向け】中国語多読のやり方をプロ通訳が解説

リスニングも5分も満たない凝った問題を1つじっくりやるよりかは、シャドーイングをしたり、もしくは動画配信サービスで中国語のドラマや映画をたくさん視聴した方が効果があります。

ボクも中国語を勉強しはじめたときには映画を大量に観ました。

書いておぼえない

書いておぼえるのは効率が悪いと脳科学の研究結果もありますね。

書いている間は脳は停止しているようで、ただの指の筋トレだなんて言われたりもしています。

いまの時代、中国語を手書きで書くという機会はほぼないですね。

書いて覚えるのはムダ

チャットやメール、検索では中国語のタイピングは必須ですので、ピンイン入力をおぼえましょう。

初学者の段階からタイピングの練習をすると、ピンインもおぼえられて一石二鳥です。
>>【中国語ピンインローマ字入力】パソコン&スマホでの打ち方と声調つき拼音の入力方法も紹介

単語帳をつかわない

中国語単語のおぼえ方でも紹介いしましたが、単語だけを暗記しても使えるようになりませんし、忘れないようにするためのメンテナンスに時間がかかってしまいます。

ボク自身、単語帳や単語リストを使わなくても文章を読んだり、中国語字幕で映画を見たり(内容はよくわからなかった)するなかで、

3ヶ月の勉強で中国語のスピーチ大会で特別賞受賞作文大会で3等賞に入りました。

>>【独学】中国語の日常会話を3ヶ月でマスターする方法!プロの通訳が徹底解説

アプリはつかわない

「中国語」と検索するとたくさんの勉強アプリが出てきますね。

そのなかでAnkiやDuolingoを使ってみたのですが、何周やっても記憶に残っていなかったのでやめました。

これはボクの記憶力に問題がある可能性はおおいにあるでしょうね。

語学アプリは意味ない

アプリ自体は使いやすくて、やっていてたのしいです。

一方で勉強したつもりやった感が大きいのも事実です。

変な充実感にだまされるより、どれだけ頭に残ったかを常に意識しましょう。

じぶんの発音を録音しない

中国語の発音を練習するときにじぶんの声を録音して聞いてみるとよいとよく言われますね。

やってみたのですが、録音をするのは面倒ですし、じぶんの声を聞きたくないという拒絶反応もありました笑

また、じぶんの発音を聞いたところで正しいのかどうか判断もできませんでした。
>>プロ通訳がおしえる中国語発音とピンインの勉強法!動画つき

録音→正しい音声と聴き比べる→矯正→また録音…

これでは時間もかかりすぎます。ボクはできるだけ短時間でできるだけ多く処理したかったのです。

自分の発音を録音するのは意味ない

そこで取り入れたのがシャドーイングです。この方法では大量に処理できて、やるのも楽しかったのでボクに合っていました。

実際にシャドーイングを取り入れてから発音やリズムも上達したんです。

あとで知ったのですが、プロの通訳が実践する方法でした。
>>【完全版】中国語レベルがバク上がりする「シャドーイング」とは?プロ通訳も実践する方法!

書き取り(听写)はやらない

音声を聞いて、そのピンインを書き取るという方法ですね。ディクテーションです。

中国語では“听写:tīng xiě”といいます。

中国語を勉強しはじめたときにこれをなんどもやったのですが、まったく正解しなくて、モチベが下がってやらなくなりました。

情けないですね笑

ディクテーションは意味ない

実際に効果がバツグンであれば、ムリしてでもつづけましたが、単語を聞き取るスキルを上げるならシャドーイングの方がよっぽど効果があったので、ディクテーションは捨てました。

ディクテーションしている時間でシャドーイングをすればかなりの量のインプットができますからね。

参考書を最初から最後まで読まない

文法事項も聞いたり、タイピングしたり、話したり、読んだりするなかでおぼえる方が効率的です。

最初から最後まで読んだら、最初の部分をわすれてしまっていて、何周も繰り返す必要がありますよね。

しかし何周もしたところで使えるようにはなりません。

使えるようにするには、使わなければならないからです。

ここでまた視聴者さまがくださったコメントを引用させていただきたいとおもいます。

参考書って「参考」というネーミングからわかるように、何かをする際に参照してヒントにするのが目的ですよね。とにかく中国語を使いながら(話す、読む、聞く、書く、なんでもいい)、あるいはこれからメールを打つのに何と書いたらよいかのヒントを得るために参考書の該当箇所だけ読みすぐにメールを打つ、中国人から返信が来てわからないところをまた参考書の該当部分だけをチェックして理解する、といった、必要に応じて便利に使うのを繰り返すだけでいいんじゃないかと思います。

文法や表現の辞書がわりに活用するのがいちばんですね!

語学参考書は最後まで読まない

ボクはネットで中国語の文法事項をざっと見たら、すぐに映画を見たり歌を聴いたりと実践にうつすようにしました。
>>おすすめ中国語の歌!再生回数1億回以上のMV37曲を一挙大公開〜中国語の勉強に最適

ただざーっと見ただけなので、文法を理解したわけではないです。

全体像を頭に入れたという感じですね。

中国語の文法はこのサイトでも解説しています。

参考書をやらず、この記事をざーっとみて、付属の動画も見て、多読に入れば効果バツグン!

勉強ノート&単語カードはつくらない

勉強ノートや単語カードもやめました。

これは単にめんどうくさいというのもありますし、ノートやカードをつくるのに時間がかかるから効率が悪いと判断したのです。

その時間に、たくさん読むか、シャドーイングするか、映画でも見た方がもっと多くの生きた中国語に触れられるとおもったからです。

ノートやカードはなんども頻繁に復習しなければ意味ないですし、それなら自分で参考書をつくっているようなものです。

勉強ノート&単語カードはつくる必要ない

わからない文法や表現があれば、ネットで検索すればすぐにわかります。

知りたいときにしらべたほうが記憶にも残りやすいです。

しかし自作のノートや単語帳では検索することはできませんね。

この点もボクがノートや単語カードをやめた理由です。

まとめ

ではもういちどおさらいしましょう。

紹介したやめた勉強法は以下のとおりです。

★試験は受けない
★例文暗記はしない
★問題集は解かない
★書いておぼえない
★単語帳はつかわない
★アプリはつかわない
★じぶんの発音を録音しない
★書き取り(听写)はやらない
★参考書を最初から最後まで読まない
★勉強ノート&単語カードはつくらない

動画でも解説していますので、あわせてご覧いただけると完ぺきです!^^

ボクが実践した勉強法は以下の記事でくわしく解説しています。
>>プロ通訳になったボクが実践した中国語勉強法

やらなくていいムダな中国語勉強法

最後までありがとうございました!

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