- 中国語の日常会話だけを短期間でマスターしたい。
- 中国語会話で必要なことだけを知りたい。
- 効率よく会話をマスターしたい。
- 経験者に話を聞きたい。
このどれかにあてはまるそこのおねえさん、おにいさん!
ぴったしなサイトにたどり着きましたね。
知識0の状態から中国語で会話やチャットができるようになりたい方に向けて、勉強の方向性に迷った時に、『この記事に戻って来れば大丈夫だ!』と、心のよりどころになれるような渾身の1記事を書いたので、何度も繰り返し読んでみてくださいね!
この記事を読めば、
- 中国語ネイティブとチャットができるようになる。
- 簡単な会話なら自信をもってできるようになる。
- 中国語の効果的な勉強方法が身につく。
- 今後の学習もスムーズになる。
これらのメリットがあります。
この勉強をつづけていけばさらにレベルUPもでき、HSKや中国語検定に合格することもできます。
結論から言うと、このような方法です。
文法や語彙は最初のさわり部分だけ覚える
↓
アプリでチャットしたりネイティブと会話(以下具体的なアプリなど紹介)
↓
自然と文法が身につく
↓
残りの文法などを参考書でチェックして、それを使ってみる
↓
多聴・多読で定着させる
ボク自身の経験にもとづいて作成しました。
この方法で、3ヶ月である程度の会話はできるようになり、中国語の作文大会でも3等賞に入りました。
くわしくは以下の本に書いてありますので、読んでもらえるとうれしいです。
HSK6級にも8割以上で合格し、今では通訳として中国に住んでいます。
筆者は初心者から中国語を勉強し、今は中国語通訳として中国に住んでいます。
中国人妻とも国際結婚し、中国語で人生を変えました。
代表著書
『【中国語で受験】大学入学共通テスト+東京大学+北海道大学の過去問を中国語翻訳家が分析!: 英語で受験するより簡単に9割とれる独学法』
『【独学】新HSK6級に合格する方法!プロの翻訳家と中国語ネイティブが徹底分析!(試験会場実況中継付き): 新HSK6級対策はこの1冊で十分!』
中国語で著書も出版しています。
『語言學習技巧:語言高手的日本人教你如何掌握6門新語言- 語言是可以自學的 』
筆者のくわしいプロフィールはこちら
≫高卒だけど中国語で人生を変えた話〜大学中退しても人生終了しなかった

高卒のボクでもできたんだから、みんなには楽勝だよ!

実体験にもとづいているから説得力があるね!

中国語の日常会話を3ヶ月でマスターする方法!
ボク自身、「你好」「谢谢」「我爱你」しか知らない状態で北京に行きました。
日本語で書かれた参考書も手に入らず、単語帳すらない状態でした。
中国語で書かれたものは手に入ったのですが、最初の方はなんとなくわかったものの、20ページくらい以降からはよくわからなくなってしまいました。
そこで、最初の20ページの文法や単語を使って、中国の人とチャットしたり、野菜売りのおばちゃんと話したりといきなり実践に移すことにしたのです。

これがかなり効果的でした!
こちらはアウトプットしますが、相手の反応や返信はインプットに使えます。
わからない単語や文法はその都度しらべるわけですが特に暗記をしたりはしません。
返信するのに、その単語や文法を知る必要があるというだけです。
こちらの表現が豊富になれば、相手の返信も同じように複雑になっていき、インプットできるものも増えていくのです。
そして、このように実践でおぼえたものは使える形で頭に入っていて、忘れにくいというメリットもあります。

このような方法で、3ヶ月経つか経たないかのうちに、ある程度の会話はできるようになっていました。(単語帳で単語をおぼえることなく。)
そして、HSK6級も試験の準備を1日2時間で1ヶ月くらいやっただけで8割以上の得点で合格できました。
中国語の語感が養われれば、聞いた単語を推測したりおぼえたりするのは簡単になります。
その方法を具体的に見ていきましょう。
日常会話のレベルは?
まず、日常会話レベルとはどれくらいのレベルのことを指すのでしょうか?
ここではチャットと会話に分けて以下のように定義することとします。
チャット:辞書を引きながらであればチャットがずっとつづく状態。
会 話:わからない単語は聞き返しながら、会話がつづく状態。
※話題があるかどうかは別問題。
相手の言っていることは60〜70%理解できる状態。
これを3ヶ月で達成させます。もちろん相手の言っていることが100%わかればいいのですが、3ヶ月では現実的ではありません。
しかし、チャットや会話を積み重ねていけば時間とともに理解できる量もUPしていきます。
理解しておくべきマインドセット
中国語の会話を習得するにあたって、理解しておくべき心構えというものがあります。
目標
目標は、チャットや会話である程度やりとりができることにしましょう。
この段階で「ドラマや映画を字幕なしで理解できるようになりたい。」という目標は立てないようにしましょう。
字幕なしで理解できるのはかなりの上級者です。
また、同様に相手の言っていることやチャット内容が100%わかる状態になるには時間がかかりますから、まずはチャットなら「辞書を引く」会話なら「相手に聞く」ことをしながらやりとりを成立させることを目標にします。

やり方
やり方についても今まで通りの方法ではいけません。
今まで通りというのは単語と文法を覚えるというものです。問題集をしたりもしますよね?
それではいつまでたってもできるようにはなりません。
このやり方では3ヶ月後も問題集をやっていることになります。
ここではアウトプット、すなわち実践を重視します。
文法の基礎事項(文法書の20〜30ページくらい)をざーっと見たら、すぐにチャットから始めます。

その際におすすめのアプリはHelloTalkとHiNative、そしてTandemというものです。
HelloTalkは中国製だからか、今では台湾と香港の人が利用できなくなっているようです。
なので、繁体字を勉強したい人はTandemがおすすめ!もちろん簡体字を使用する中国ユーザーもいます。
このときに中国語でのタイピングも必要になりますね。それは以下の別記事でくわしく解説していますので、何度も読んでいただけるとうれしいです。
タイピングができればできるようになることが増えます。
・タオバオで商品検索ができる。
・百度で検索することができる。
・中国語でチャットすることができる。
・WeChatやWeiboなど中国のSNSが使えるようになる。
・電子辞書やアプリで中国語の単語を検索することができる。
これらのスキルは今後、中国語をレベルUPさせていくときにも必須ですから、はやい段階で覚えましょう。
単語の覚え方も別記事にくわしくまとめました。
単語も同様に、単独で覚えてはいけません。すぐにわすれます。
以下、1ヶ月目・2ヶ月目・3ヶ月目とわけてやり方をご紹介していきます。
あくまで目安ですので、早く終わった人はどんどん先に進んでいきましょう。
Hellotalkを使った勉強のコツはこの記事が参考にまとめました。読んでいただけるとありがたいです。
中国語会話マスター1ヶ月目
まず最初の1ヶ月はピンイン&発音を覚える必要がありますね。
単語と一緒に発音に慣れるようにします。
くわしくはこの学習ロードマップを参考にしてください。
このロードマップのレベル1がこの段階にあたります。
発音用の本を1冊やっておくと良いでしょう。
たとえば、発音に特化したこういった参考書です。
1週間〜10日くらいでコツがつかめたと思ったら、入門レベルの単語帳を使って発音とリズムの訓練をしていきます。
その際につかう単語帳の条件はこうです。
・CDがついている
・例文が載っている
・例文もCDで読んでくれる
例として2冊あげると
使う単語帳は1冊だけにしてください。
そして単語をおぼえるのではなく発音&リズムを訓練することが目標であることを忘れないようにしましょう。
ピンインを覚えたら中国語のタイピングをやってみましょう。
上記の記事を参考に、単語帳の例文などをタイプしてみるとピンインもしっかり覚えられますし、文字入力の練習にもなります。
発音は最初のうちは、完璧にできるようにはなりません。
ボク自身も最初はまったくできませんでしたが、使っているうちにリズムがつかめるようになりました。
以下の動画も参考になりますので、何度も視聴していただけるとうれしいです。
中国語会話マスター2ヶ月目
この段階では、文法事項にふれていきます。
新しく覚えるというのではなく、上の「例文のシャドーイング」で頭にリズムが残っているはずですから、その文法事項を確認するという作業になります。
新しくおぼえるのではなく、頭に印象としてのこっているものを確認・解読していくというイメージです。
使用する参考書の条件も単語帳のものと同じです。
もういちど確認しておきましょう。
・CDがついている
・例文が載っている
・例文もCDで読んでくれる
この条件に1つでも合わないものはおすすめしません。
条件に合うものを例としてあげるとこれです。
この本には応用編もありますが、それはここでは使いません。
※文法本もシャドーイングして、リズムを頭におぼえさせます。
できるようになるまで何周でもしてください。もちろん文法の意味もおぼえていきます。
半分くらいざーっと頭に入れたら、ネイティブとチャットできる無料アプリ(HelloTalkやHiNative、Tandemなど)をつかって実践していきます。

この実践がキーポイントになります。
できるだけたくさんチャットするようにしましょう。
このプロセスで語彙量も増えていきますし、文法や表現のストックもどんどん増えていきます。
中国語会話マスター3ヶ月目
ここでは上記にあげた方法でのチャットを継続させます。
量を重視し、できるだけたくさんの人と話すようにしましょう。

日本語が上手な人もいますので、心配する必要はありません。
また、話題がなくてこまったら単語帳や参考書に載っている例文を使いましょう。
単語帳や参考書は辞書代わりに
重点をおくのはアウトプットです。なので、参考書を覚えてからチャットをはじめようと思ってはいけません。
チャットをしながら必要な知識のストックを貯めつつ、参考書や単語帳の既習部分を復習し、それを使いながら記憶を強固なものにしていきます。
チャットや会話はテストではありませんから、暗記したあとに望む必要はないのです。
カンニングしながらやっていく感じですね。プログラミングの勉強法と同じといえるでしょう。
会話にも挑戦
話がはずむ人がいれば電話で会話することに挑戦するのもいいでしょう。
すべて無料でできます。
ハードルが高すぎるという人はボイスメッセージがいいですね。

発音とリズムがある程度できていれば通じます。いちばん大きい障害は心理的なハードルでしょう。
恥ずかしがっていてはいつまでたっても会話はできません。
+アルファ
勉強の合間などの休憩として、中国語のドラマや映画にも触れてみましょう。
もちろん、すべての内容が中国語で聞き取れる必要はありません。
中国語のリズムに慣れることが目的です。
動画配信サービスでも華流というジャンルで中国語の作品がつぎつぎに配信されていますので、チェックしてみるといいと思います。
中国人妻の監修のもと、ボクが初学者のフリをして中国語ネイティブとチャットして、その会話に解説とピンインをつけた「使える中国語を学ぶ」ことに特化した教材も作りました。
実際にネイティブが使う表現や単語・文法が出ていますので、チェックしていただけると嬉しいです。
【使える中国語を学ぼう!】プロ通訳が初学者のフリしてネイティブとチャットした記録【ピンイン&解説・和訳つき】

まとめ
以上が、3ヶ月で中国語日常会話ができるようになる勉強法でした。
会話やチャットをしたい→会話やチャットを通して勉強する。
という合理的な方法です。
ボク自身も参考書や単語帳は使わずにHSK6級にも合格しましたし、通訳や翻訳で食べていけるようになりました。
いきなりチャットに入ることは困難ですから、1ヶ月目で単語や基礎文法を身につける段階を設けました。
しかし、目的はチャットや会話のなかで知識をストックすることですから、できるだけ短時間でこの段階は終えてください。

3ヶ月目でやめずにさらに続けていけば、流暢に話せるレベルに近づけます。
その場合、チャットや会話だけでは足りない部分もあります。
くわしくは次の項を参考にしてもらえるとうれしいです。
★さらに上のレベルへ行きたい方へ
中国語学習には以下のロードマップが参考になります!
3つの方法があり、参考書代だけの1万円くらいで済む「完全独学法」から30〜50万かけてもよいという「スクール利用&自学」の方法まで紹介している自信作なのでぜひチェックしてみてくださいね。
(現在無料公開中です)
目次
1:中国語0レベル→HSK2級
2:入門レベルから抜け出す→HSK3級レベル
3:語感を養う(中国語の世界に飛び込もう!)→HSK4級レベル
4:できるだけ読む!HSK5級レベル~HSK6級レベル
5:さらに上のレベル(ビジネスで使えるレベル)
おまけ:+アルファ(ここがキーポイント)
最後までご覧くださりありがとうございました!
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