・国際結婚はハードルが高い
・国際結婚は失敗すると聞く
・文化や言葉の壁がハードルになる
・国際結婚のメリットが思いつかない
・外国人と結婚するのはデメリットが多い
こう思うひとにぴったりな内容です。
中国人妻と国際結婚し、現在中国に住んでいる筆者が国際結婚のデメリットについて考えてみます!
国際結婚のデメリットと解決法
国際結婚においてのデメリットというか、
「ちょっと困る」程度ですがそれを挙げてみます。
そして、その解決法も提案してみたいと思います。
よく言われるデメリットは以下の10個ですね。
それぞれくわしく解説していきますね!
①宗教の問題
おもにキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教があげられますが、
イスラム教は結婚時にパートナーもイスラム教に改宗する必要があるそうです。
その他の宗教は改宗が必要とは聞きませんが、
習慣や考え方のちがいだけなのでたいした問題はないでしょう!
しかし相手の宗教に対する基本的な知識は必須です。
たとえば、ムスリム(イスラム教徒)なら
豚やうなぎ等(うろこのない魚)を食べない。
年に一回ラマダンと呼ばれる断食月がある。
1日5回メッカの方角にお祈りする
などの知識が必要でしょう。
しかし、日本人がムスリムと結婚するというのはあまり聞きませんね。
日本人女性と白人男性
日本人男性とアジア(おもに中国、タイ)人女性
この2パターンが大半を占めるようです。
相手がクリスチャン(キリスト教徒)であるばあい、日曜日にかならず教会に顔を出すひともいれば、お酒に手をつけないひと、食事前にお祈りをするひと等、さまざまだとおもいます。
しかしこれらで生活に困ることはないですね。
ちなみにボクの妻のお母さんは仏教徒でお父さんはキリスト教徒ですが、問題ないようです。
ほかにはヒンドゥー教徒は牛をたべませんね。
牛は神様です。
こう考えると、イスラム教徒以外でしたら結婚においておおきな問題になることはないでしょう。
◎ポイント
相手の宗教の習慣などをしっかり理解する。
関連書籍を数冊よめば大きくつまづくことはなくなるでしょう。
②食習慣
食習慣がちがうのはもちろんですよね。
日本人同士でもベジタリアンや魚や肉がキラいというひともいます。
よくあるのはこんなパターンでしょうか。
相手が…
・お刺身がたべられない。
・梅干しがキラい。
・納豆ムリ!
日本人側が…
・辛いものがダメ。
・パクチーがたべられない。
・食べられないものが多い。
(ウシガエル、ザリガニ、淡水魚…ちなみにボクの妻は大好きです笑)
ムリしてたべる必要もないわけですから、
ほかのモノでお腹を満たすようにするとか、調整していけばいいだけです。
食文化のちがいはよく言われますが、おおきな問題ではないとおもいます。
◎ポイント
別におなじものを食べる必要はない。
食べられないものがあれば、別途ほかのものを用意すればいいだけ。
③帰国費用がかかる
日本から遠い国であるほど航空チケットが結構かかってしまいますよね。
うちでは日本に帰ったとき日本の化粧品やらお菓子やらをいわゆる「爆買」して、それを中国の友だちに転売して、セドリですこし稼いでいます。
航空券分には届きませんが、トクした感じはします(笑)
ほかの国でもできるのかな?
もしくはいまいる国のモノを持ち帰ってメルカリで売ってもいいですね!
◎ポイント
格安航空券を探す。
もしくは考え方を変えてみる(海外旅行できることを喜ぶ)
④仕事さがしが困難なばあいも
パートナーが日本にいるばあいも、ぎゃくにこちらが相手国に住むばあいも、この問題はあるかもしれません。
就労ビザが出ないことで就業できないということもありますよね。
そのばあい、ブログやYouTubeで国際結婚の様子や海外生活、海外体験を発信するのもいいですよね!
ちなみにボクもYouTubeで国際結婚や海外生活をUPしていますので、ぜひぜひご覧くだされ〜!
◎ポイント
母国語を教える先生になるとか(学校や塾、もしくはitalkiなどネット上で)アルバイトを探す。
もしくはネットで稼ぐ。
⑤日本の常識が通用しない
日本人同士では「暗黙の了解」なんてコトバもありますが、
外国人相手に暗黙の了解だかなんだかを理解してもらおうとしてはいけません。
そんなものありません笑
それで困ったり、いらっとしたりすることももちろんありますよね。
しかし相手も同じようにおもっていることでしょう。
国際結婚するひとならすくなくとも相手国の習慣などについて知識があるとおもいます。
偏見も持ってないですよね。
たまには思ったように反応してくれなかったり、他人の目を気にする日本人にとって受け入れられないといったこともあるでしょう。よくわかります。
ここは子どもの頃につくられた「変な常識」のようなものを取り払って解放されたいものですね。
ボクもそう努力しています。
慣れて受け入れるしかないですね。
◎ポイント
ふたりの常識をつくりあげよう!
パートナーが中国人のかたは以下の記事も参考になります。
⑥賃金が安いばあいがある
日本に住んでいるばあい、パートナーの時給がやすいこともあるかもしれません。
相手国にいるばあい、もともとの物価が安いため、日本と比べて賃金が低いということもありますね。
国際結婚ではこういった不公平を感じることもあるでしょう。
ボクも以前東京入国管理局で妻のビザを更新するときに体験しました!
くわしくは
ブログ版はこちら:
>>【体験談】東京の入管で中国人妻の在留許可更新:職員の態度も手続きの効率も最悪だった件
不公平もありませすが、一緒に乗り越えていきましょう。
◎ポイント
日本での不公平が大きいようなら一層相手国で暮らしてみる!
⑦賃貸は外国人OKのところだけ
日本では賃貸で外国人NGのところも多いみたいですね。
中国ではホテルで外国人と台湾香港のひとはNGというところはありました。
「外国人だから」という理由で制限がかかることもあります。
こればかりは、外国人OKのところを探すしかなさそうですね。
◎ポイント
外国人OKの場所を探す。
⑧子どもの教育
ボクたち夫婦にはまだ子どもがいないので、体験したわけではありませんが、子どもに良い教育をとだれもが思いますね。
しかし、いい教育とは何なのか考えると思いつかないものですよね。
日本だって学校もピンからキリで海外もまた然り。
これはデメリットと考えるのではなくて選択肢が増えたと思えばいいのではないでしょうか?
◎ポイント
選択肢が増えたのだから、それはメリットだと考えて子どもの言語レベルに合わせて選択する。
⑨手続きがめんどう
国際結婚のばあい、相手国と日本の両方で申請する必要があるため、資料の準備やらが多いです。
妻と結婚したときはさきに中国でに申請したわけですが、そのときも日本から「独身証明」やら「戸籍謄本」やらを送ってもらう必要がありました。
しかし、これさえ揃えてしまえば、かんたんに入籍が済みましたね。
日本で申請するのはもっとかんたんでした。
(待ち時間はかなり長かったですが…。)
◎ポイント
よく考えたら面倒じゃなかった笑
⑩ビザの問題
海外に長く滞在するにはビザが必要です。
日本では「在留許可」を取り、1年2年3年ごとに更新し、最後に永住権が取れるようになっています。
時間はかかりますね……。
妻とボクは中国に住んでいるため、日本に一時帰国するときは「訪問ビザ」を使っています。
(在留許可をとったばあい、半年以上日本に滞在する必要があります……。)
◎ポイント
相手国と日本が発行しているビザの種類とその取得方法は知っておいた方が便利。
まとめ
こうしてみるとデメリットそうに見えても意外になんでもなかったりしますよね。
あまり深刻にならないほうがいいでしょう。
では最後におさらい!
国際結婚のデメリット10は以下のとおりでした。
①宗教の問題
②食習慣
③帰国費用がかかる
④仕事探しが困難な場合も
⑤日本の常識が通用しない
⑥賃金が安い場合がある
⑦賃貸は外国人OKのとこだけ
⑧子供の教育
⑨手続きが面倒
⑩ビザの問題
これらもデメリットのようでデメリットではなかったことがわかりましたね〜!
そんなもんです。
ボクも結婚前は色々大変だと心配していましたが、実際は案外あっさりできてしまいました…
なので皆さん!心配ご無用!
手続きが必要になったときにググればすぐ解決できます!
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>>中国人と国際結婚!おすすめの理由10選!
★中国語勉強中の方へ
ネイティブと200円前後でレッスンできる学研のサービスもあります。
これで中国語を勉強しながら中国人を理解するのもいいですね!
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使用しているVPNはこれです。
(中国では海外のサイトにアクセスするときにVPNというものが必要です。本記事も中国から執筆しています。)
最後までありがとうございました!
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