・中国語を勉強しはじめたいけどどのように勉強したらいいかわからない。
・中国語を勉強しているけど中級から抜け出せなくなった。
・中国語の勉強はなにから始めればいいの?
・HSK6級に合格しても話せないのは困る。
・完全独学で中国語を習得したい。
・使える中国語を身につけたい。
・正しい勉強法が知りたい。
このどれかにあてはまるそこのお姉さん、お兄さん!
ぴったしなサイトにたどり着きましたね。
知識0の状態から中国語で稼ぎたい方に向けて、勉強の方向性に迷ったときに
『この記事に戻って来れば大丈夫だ!』と、心のよりどころになれるような渾身の1記事を書いたので、何度も繰り返し読んでみてくださいね!
この記事を読めば、
・発音の勉強法
・中国語を勉強していく順序
・単語帳、参考書は害があること
がよくわかるようになります。
ボクは高卒ですがプロの通訳になって、中国に移住までしました。奥さんも中国人です。
つまり中国語で人生を変えたわけです。
そして憧れだったジャッキー・チェンにも会えました!
そんなボクの経験をふまえ、勉強上いろいろ失敗もあったわけですが、それらを修正して完全版としてこのロードマップを作成しました。
同じ方法でちがう結果を求めるのはバカだ。
アインシュタイン
という言葉もあるように、いまの勉強で伸び悩んでいるひとは、やり方を変えるべき時にさしかかっているといって良いでしょう。
この記事にたどりついたのは絶妙なタイミングでしたね!
以下で、中国語の勉強法についてレベル0からラスボスが倒せるまでのロードマップをご紹介していきます。
この記事の通りに学習を進めていけば、HSKや中検などに合格することはもちろんのこと、中国の人たちとコミュニケーションがしっかりとれる「使える中国語」が身につきます。
「使いながら覚える」のが大事です。
覚えてから使うというのは経験上、不可能であると言えます。
(勉強の順序も重要です!)
たとえばプラモデルでも、さきに説明書を暗記しませんよね?
これでは完成させられませんし、説明書のほとんどは内容すら覚えていないはずです。
参考書と単語帳は説明書と同じで、順番を間違えると意味ないので、以下ではその点をしっかり強調していきます。
ボク自身この方法でHSK6級も8割以上で合格していますし、通訳にもなれたので安心してくださいね!
中国語コンテンツがたのしめるようになるから人生の幅が広がるよ!
そうなんだよねぇ!好きな歌も増えるし、感動する映画にも出会えるし、
ボクの場合は結婚までできちゃったよ!
友達もできたし、中国語のおかげで世界が広がった!
中国語を勉強して得られるメリットはたくさんあります。
・IQがUPする
・娯楽が増える
・情報源が増える
・日本でも役に立つ
・交友範囲が広がる
・脳内マップが広がる
・給料UPが期待できる
・中華圏に住むこともできる
・海外旅行では英語より便利
・中華圏コミュニティーに入れる
・ほかの外国語の習得もはやくなる
・アルツハイマーにかかりにくくなる
・中国のサイトで映画が見放題になる
・大学受験で使える(英語より得点しやすい)
・中国人美人と恋愛できる(ボクは結婚できました)
ではみなさんも中国語で世界を広げる旅にでかけましょう!
中国語学習ロードマップ
大事な時間とお金をムダ遣いしないというのはもちろんですが、ムダな勉強をしないことがポイントです。
さらにモチベーションもすり減らさない工夫も必要ですね。
継続が重要ですから、そのガソリンとなるモチベを維持するためにムダを省きましょう。
ここでは「使える中国語を身につける」ということを目標としています。
そしてもう一つのポイントは、試験問題を解くような勉強をしないことです。
試験問題はクイズに近いものがありますから、それをいくつやろうと効率よく使える中国語は身につかないのです。
それぞれの項目でリンクを貼っておきます。
詳細は別記事にありますので、それぞれを参照にしながら進めましょう。
この記事だけに全てを書くと、かなりの長文になりごちゃごちゃしますので、
それぞれ別記事にしてあります。
勉強するなら簡体字と繁体字どっちがいいの?
中国語には簡体字と繁体字があります。
中国大陸は簡体字、台湾・香港は繁体字を使います。
勉強するならどちらがいいのかというと、
特別な事情がない限りは「簡体字」がいいでしょう。
HSK(国際的な中国語試験。中国語版TOEFLのようなもの)や中国語検定はすべて簡体字ですし、大学受験の中国語選択もほぼ簡体字だからです。
また台湾で話される中国語は台湾華語と呼ばれたりしますが、
中国大陸の中国語とは若干のアクセントのちがいはありますが、同じものです。
簡体字を覚えれば、繁体字は読めるようになるので、その点でも簡体字をおすすめします。
ちなみに繁体字を使う台湾や香港の友達は、簡体字で読めないものが多く、「そうなんだぁ。」と驚いたことがあります。
マインドセットを理解しよう!
マインドセットは勉強をしていく上で絶対に忘れてはいけないことです。
そして、長年勉強している人は気がついているものです。
これらを意識していることで中国語勉強がずっとラクになるでしょう。
具体的には下記のとおり。
こうやってみてると自分でもできそうな気がしてきたよ。
ボクの印象だと周りで中国語がぜんぜん上達しない人って
一生懸命、HSKの勉強してたり、単語暗記してるよ。
中国語の記事を読んだこともないし、中国人と話したこともないし、
映画もドラマも見たことないし…。
中国人と中国語で話したい!って言ってる人がHSKの問題を必死にやってても
方向がちがうよなぁって思うね。
でも本人は気が付かないもので、それで挫折しちゃう人がどれほど多いことか…。
さて勉強の前に必要なものとマインドセットがわかったところで、具体的な道筋を見ていきましょう。
ではくわしく解説していきます。
中国語0レベル(発音の特訓!)
入門レベルでは、中国語でかなり重要な位置を占める「発音とピンイン」をなんとかしなければなりません。
ピンインと発音は一緒に勉強するのがいいでしょう。
ボクはネイティブに習っても発音ができるようにならず、以下のような発音動画を毎日5分ずつマネするようにしていました。
そして1ヶ月すると、ずっとできなかった”e, che, ri, eng”などの発音ができるようになったのです!
ここで注意ですが、CDを完璧にマネできるようになる必要はありません。
というのも、中国は地域ごとに方言があり、標準語を話す場合、みんなアクセントを持っています。
ボクの妻のお母さんも標準語は上手ではありません。
発音に正解はないということを覚えておいてください。
そしてCDの音声と同じ発音をしようとするのは、多数の中国人にも至難の技ということです。
それを外国人である私たちが、しかも入門レベルの段階でやってのけようとするのは傲慢というものです。
一方で、発音がある程度のレベルに達していないと、自分自身がネイティブの発音を聞き取れません。
これでは困りますね。
なので発音の練習において、目標は中国語の音が聞き取れるレベルに設定します。
発音が下手→聞き取れない
最初の目標は「聞き取れる」ようになるボーダーラインまで発音を訓練する。
発音を習うなら対面がいいの?
発音を勉強するときに対面の方がいいか?と思う人もいるかと思います。
結論は、どちらも同じです。
発音を勉強するときに、対面でも別に口をさわって教えてくれるわけではないので、オンラインでも同じです。
中国に留学しても学生は複数人いて、何回か一人ずつに発音させるのですが、結局あきらめて数回訂正しておわります。
発音は、勉強していくうちに上達していきますから安心してください。
ボクもそうでした。
発音のあと
発音が終わったら、シャドーイング一本で無意識下に中国語を刷り込む期間が必要です。
シャドーイングは音読へつなげるための橋で、シャドーイング期間で、発音とリズムを身体に刷り込むのと同時に目で漢字を拾う速さ、つまり読むスピードを上げます。
同じことを何度もやるのは無味乾燥で面白味がないと感じるかもですが、
この期間があるのとないのとで、達成できるレベルと時間が大きく変わります。
中国古来もこの勉強法でした。
まずは音読→そのあと解説
中国古来の勉強は、まずは意味もわからないまま音読する。
それも儒教なら1000回、仏教では3000回を提唱しています。
丸暗記するくらい読むということですね。
そのあとに解説を聞いたり読んだりするのです。
ちなみに清朝の康熙帝は子どもたちに120回というノルマを決めて音読させ、そのあとに先生の解説を聞くということをしていたようです。
ボク自身同じ文章を300回音読したときを動画に記録しました。
淨空法師は30回を提唱しています。
中国語の学習もこれと同じで、まずは文法も単語も知らない状態で何度も読んで、そのあとで解説を見ます。
文法にふれる(何度も読んだ例文の文法を知る)
新しく覚えるというのではなく、上のシャドーイングで頭にリズムが残っているはずですから、その文法事項を確認するという作業になります。
なるほど!まずは読みまくって、そのあとで確認していくって感じなんだね。
ではどんな文章がいいのか?
という問題にぶつかりますよね。
ご安心ください。
この「ちゃいなサプリ」のサイトでHSK1級から文法レッスンを用意しています。
もちろん動画版もありますよ!
中国の外国人向け中国語教育のカリキュラムに沿っていますので、これだけでも必要な知識が身につきます。
ネイティブと一緒に作成していて、例文はすべてネイティブによるものです。
動画&ネイティブ音声もありますので、ぜひご活用ください。
ちなみにHSK1級のレベルはこんな感じです。
文法レッスンの使い方
【ちゃいなサプリ】文法レッスンの構造をみてみると
文法の解説
↓
例文
↓
会話集
となっています。動画版も同じ構成です。
おすすめの使い方は以下の通り。
①例文のシャドーイング
②例文の音読
③文法の解説を読む
④会話集のシャドーイング
⑤会話集の音読
⑥会話集の単語&文法チェック
※シャドーイングは音声と同じスピードになるまで。
音読はピンインを見ずにスラスラ読めるまで。
→そのあとで文法の解説を読む&聞く
その後も丸暗記するくらいまで大量に繰り返す。
(毎朝の日課にすると尚良い)
ポイントは文章を暗記してから解説を読む&聞くということです。
といっても丸暗記はキツいですから、最低10回などと回数を決めてやるのもいいでしょう。
“熏习:xūn xí”や“熏修:xūn xiū”などと呼ばれます。
燻製のようにじっくり時間をかけて完成させていくイメージで、文章と音声を丸ごと脳だけでなく目と口に記憶させます。
文法レッスンは今のところ
まで完成しています。
HSK1級まで終わったら以下の段階に進みましょう。
HSK2級以降は同時進行していく感じです。
早めにピンインから卒業しよう
中国語初学者の方は早めにピンインから卒業しましょう。
ピンインがない文章にアレルギー反応するひとが多いですが、ちょっと背伸びしてピンインがない文章を読むようにしましょう。
わからないものだけピンインを振っておけばいいです。慣れるもんです。
ここで背伸びしないと成長しないですよ〜。
中国語でのタイピングをおぼえる
タイピングを覚えることはすごく重要です。
これから先、中国語を使うとしたらチャット形式が多いことでしょう。
ボク自身も中国語でチャットすることでピンインが覚えました!
中国語タイピングができればWeChatとかQQとかいった中国のSNSも使えるね!
そうそう、百度とかタオバオで検索することもできるからね。
おすすめのキーボードは搜狗输入法:sōu gǒu shū rù fǎというアプリです。
中国でよく使われていますね。ボクはPCには入れていますが、スマホの方は重かったので消しちゃいました。
スマホはiPhoneにもともと入っているキーボードを使っています。
これでも不自由ないですから、どちらでも好きな方を使えばいいでしょう。
中国語入力をマスターするとできるようになることはたくさんあります。
・タオバオで商品検索ができる。
・百度で検索することができる。
・中国語でチャットすることができる。
・WeChatやWeiboなど中国のSNSが使えるようになる。
・電子辞書やアプリで中国語の単語を検索することができる。
このようにたくさんのベネフィットがあります。
これを機に、ピンインで中国語タイピングする方法をマスターして、新しいスキルを獲得しましょう!
中国人とチャットしよう
さて、タイピングの練習として、中国の人とチャットしてみましょう。
そのときにおすすめのアプリが2つあります。(どちらも無料です)
ちなみにHiNativeは日本発で、HelloTalkは中国発なんですね。
HelloTalkは中国製なので中国でも使えるのでよく使っていました。
(中国では外国製アプリはブロックされているので、使用するにはVPNというアプリが必要。)
深センでHelloTalkの技術者に会ったことがあるよ!
永久VIP会員もタダでもらっちゃった!
HelloTalkを使った勉強のコツはこの記事が参考にまとめました。読んでいただけるとありがたいです。
チャットと同時に機会があれば電話機能も使って会話をしてみるのがベストです。
スクールに通っている人はその点、問題ないですね!
追記:最近みつけたのですがTandemというドイツのアプリも便利です。
HelloTalkは中国製だからか、今では台湾と香港の人が利用できなくなっているようです。
なので、繁体字を勉強したい人はTandemがおすすめ!
もちろん簡体字を使用する中国ユーザーもいます。
※無料のアプリでは、練習がおもうようにできないという声もあります。
相手は日本語を練習したくて、日本語だけの会話になったり、そもそも話題がつづかないなど…。
学研の有料レッスンでは1レッスン200円ほどですから、仕方がないですがいくらか払ってレッスンという形でアウトプットした方が効率はいいです。
ネイティブとのチャットに解説をつけた教材
中国人妻の監修のもと、ボクが初学者のフリをして中国語ネイティブとチャットして、その会話に解説とピンインをつけた「使える中国語を学ぶ」ことに特化した教材も作りました。
実際にネイティブが使う表現や単語・文法が出ていますので、チェックしていただけると嬉しいです。
以下から無料でダウンロードできます↓↓
【使える中国語を学ぼう!】プロ通訳が初学者のフリしてネイティブとチャットした記録【ピンイン&解説・和訳つき】
ほかにも無料で教材をプレゼントしています。
以下の記事にまとめてあるので、よかったらどうぞ↓↓
この段階では基本的な交流ができるようになるまで
アウトプットするっていうことだね。
そうそう、知識で知ってるだけでなく
使えるってことがポイントだったね!
語感を養う(中国語の世界に飛び込もう!)
中国語のコンテンツに触れてみましょう。
HSK1級が終わったばかりで、まだハードルが高いと思うかもしれません。
理解できなくても大丈夫です。
目的は大量の中国語を頭に貯めておくということにあります。
HSK1級をやりながら同時進行で中国語のコンテンツに触れるという方法もアリです。
ちなみにボクはレベル0の段階から中国語の映画を中国語字幕で見まくっていました。
もちろん意味はよくわかりませんでしたが、楽しめたものもありました。
この段階で語感が養われ中国語が加速度的に上達していくでしょう。
今ではネット上で多くのコンテンツが出ていますね。
具体的な方法を【聞く・読む・話す】の3つに分けて解説していきます。
①聞く(多聴)
中国のテレビや映画、バラエティー番組など見たことありますか?
ボクは子どものころからジャッキー・チェンの映画が好きだったのですが、香港映画は広東語であることが多いですね。
中国の映画ではじめて見たのは『初恋のきた道』というチャン・ツィイー(章子怡:Zhāng Zǐyí)主演の文化大革命の時代、田舎の娘が村にやってきた教師に恋をする映画です。
監督はチャン・イーモウ(张艺谋:zhāng yì móu)で、2022年北京で開催された冬季オリンピックの開会式と閉会式の演出など今では国家的重要人物ですね。
Amazonプライムで299円で視聴できます。
ほかにも見放題などもあり、中国映画やドラマなど視聴できますので、登録しておいて損はないでしょう。
価格が安いのがなんといってもいいですよね。
ほかに中国語のコンテンツが視聴できるものとして、U-NEXTやhuluがオススメです。
くわしくはこちらの記事をあわせてご覧ください。
今はこういった動画配信サービスが充実しているから便利だよね。
そうだよね!月額1,000円くらいで見放題っていうのが多いから
経済的にも負担がないね。
1日2時間見れば、1ヶ月で60時間!リスニングも鍛えられるし、
文化的背景もわかるしメリットが多いね。
ほかには
Amazonオーディブルを無料登録しておいて損はないです!
キクタンなどの中国語教材や中国語の本(話題のSF小説『三体』や童話、さらに唐詩や魯迅といった小説まで)ありますので、中国語の勉強としても使えます。
無料体験がありますから、早めに登録しておきましょう。
YouTubeでもオススメのチャンネルがあります。詳細は↓の記事で!
YouTubeでは無料で映画やドラマが見られます。
リストも作ったので参考にしてみてください。
中国語の歌を聴くのもいい勉強になりますし、気分転換にもなりますよ。
中国語を勉強しはじめた当時、中国人の友達に
「ゆうきは話すときは幼稚園児みたいな中国語だけど歌うときは中国人っぽくなってる。」と言われました。
歌ならそれほど苦労せずにリズムが身につきますよね。
YouTubeで1億再生以上を突破した、中華圏のひとなら誰でも知っている名曲をまとめましたので、このなかから気に入った曲をさがしてみてくださいね。
>>おすすめ中国語の歌!再生回数1億回以上のMVを一挙大公開〜中国語の勉強に最適
さらにポッドキャストでも中国語のチャンネルがたくさんあります。
ボクも好きで聞いていたチャンネルはこちら
>>中国語おすすめポッドキャスト10!リスニング強化に最適!
②読む(多読)
まだ語彙量が多読に耐えられるほど多くはなっていないので、読むのは困難ですが、中国語でググれば大量の記事がありますから、まずは好きな俳優などの名前を入れてみましょう。
読んでいる文章が理解できない場合は、ほかのを読みましょう。
最初はわからなくても徐々にわかるようになってきます。
脳が処理してくれますので、自分の脳を信じましょう!
※ピンインがある文章がいい人は「中文文章带拼音:zhōng wén wén zhāng dài pīn yīn」でググりましょう。
日本語訳がある文章がいい人は 「日语文章带翻译:rì yǔ wén zhāng dài fān yì」と検索してみましょう。
やり方は上記の文法書と同じです。シャドーイングもすらすらできるようになるまで何周もしましょう。
>>【初心者向け】中国語多読のやり方をプロ通訳が解説
また中国語の多読とシャドーイングに最適な教材を作りましたので、紹介しますね!
文章も音声もネイティブの方によるもので、繁体字と簡体字さらにピンインがついていて文章を読み慣れていないひとにも最適です!
こちらから無料でダウンロードできます。
中国語1万字多読マラソン【HSK4級レベル】~500文字×20編~
興味ある方はぜひ!
③話す
この段階でネイティブと話す練習を50〜100時間やれば、中国語の日常会話は問題ないレベルに達します。
スクールを利用している人は問題ないですが、スクールを利用していない人は上記のHelloTalkなどで話相手を見つけましょう。
中国人の友達がいる人は言語交換をしてもいいね!
最初の1時間は中国語で話して、次の1時間は日本語で話すみたいな感じで。
この段階でスクールの50〜100時間会話レッスンを申し込むのもアリです。
安くおさえたい人はGakkenCCがおすすめです。
アウトプットできる方法を見つけるのがキーポイントです。
日本にいて中国語を使う機会がないと思っているひともいるかもしれません。
実際は中国語をつかうチャンスはたくさんあるのですよ。
恋愛しちゃう?
ここまで一生懸命がんばってきたあなたの中国語は、カンタンな表現ならわかり、発音もネイティブにとってかわいらしいものになっていることでしょう。
コミュニケーションがとれる範囲も広がりました。
(今まで:日本語ができる中国人→今:日本語カタコトレベルもOK)
中国のひとと話しているうちに、お互いに恋心が芽生える可能性も!
そんな方は中国人、台湾人との国際恋愛についての記事もたくさんありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
できるだけ読む!HSK5級レベル~HSK6級レベル
HSK5級レベル~HSK6級レベルにいくには、上記の【聞く・読む・話す】と基本は変わりませんが、「読む」部分を増やします。
多読ですね。
読解力が語学の天井になるからね!
読解力が上がらないことには全体的な語学力がUPしないんだよ。
いろいろな種類の文章に触れたいね。
ニュースとかに挑戦してみよう!
例えばHSK5級のレベルはこうです。
ニュースがある理解できるレベルに到達する必要があります。
オススメのニュースサイト(無料)は以下の動画で紹介していますので、チェックしましょう。
Kindleを持っている人はKindle Unlimitedでも中国語の本が読み放題です。
繁体字の作品が多いので、挑戦してみましょう。
ボクも登録して利用しています。かなりコスパのいい自己投資だと満足しています。
HSK6級に挑戦してもいい
マラソンのように多聴多読をくり返していると、自然と語感が養われて、中国語の全体的なレベルも上がっていきます。
そうなるとHSKや中検などの資格試験に挑戦したくなる人もいるでしょう。
ここでは対策するべきところを明確にしているから短期間で得点できるコツがつかめるよ!
HSK6級のレベルはこんな感じです。
試験前の1ヶ月くらい集中して過去問をやればいいでしょう。
すべての問題に均等に時間をかけるのではなく、捨てる部分もあります。
例えば、文法問題の1問目、文章中で間違い(病句:bìng jù)を探す問題ではネイティブ何人かにやってもらったところ、ほぼできませんでした。
なのでボクは対策することなく、過去問だけちょこっとやってあとは放置しましたね。
ネイティブが悩む問題に時間をかけるのは効率的ではありません。
くわしくは以下の記事で↓↓
HSK6級合格のポイントは読解です。
6割で合格で、読解の部分はもちろん、文法、作文でも文章を読むことになります。
HSK6級を受験する前に、合計で100万字程度の文章に触れていれば合格は難しくないでしょう。
さらに上のレベル(ビジネスで使えるレベル)
ここから先は実践を積み上げることでさらに上のステップに行くことができます。
一番いいのは、自分の目標としていることを「はじめる」ことです。
中国語を生かして仕事をしたい人は思い切って、転職や就職しましょう。
ここまでおつかれ様でした。
最後に「おまけ」として紹介したいのは、
身につけた中国語をよりよくする調味料です。
おまけ:+アルファ(ここがキーポイント)
言語はその国の文化のなかで発展したものですから、その文化というエッセンスをできるだけ吸収しておきたいものです。
中国語ネイティブの人たちの思考や習慣も理解しなきゃね!
言葉だけできるだけじゃ、翻訳機に勝てないからね。
教養を身につけて機会に負けないようにしよう!
仕事で中国語を使う人は、中国にビジネス雑誌を要約して紹介している記事もあるので、そこから中国ビジネスパーソンたちの思考を感じ取ってください。
同じく中国の文化雑誌を要約したものもありますので、そちらもあわせてどうぞ。
ほかにはボクのTwitter(@YukiHiroi)でも中国の情報を発信しています。
ボク自身、中国に来て、中国の歴史と日本の歴史をちゃんと勉強しようと思いスタディサプリに登録しました。
大人になってから大学受験用のコースを受講したわけですが、学びは多く、さらに世界史の授業がおもしろいのです!
村山秀太郎先生という世界史の先生は世界各国を旅されていて、授業でお話される内容が本当に興味深いんです!
これは見なければ伝わらない感情ですので、いまから学び直しするのにオススメです!
歴史の知識って重要だよね。
ボクもくわしいわけじゃないからがんばって勉強してるんだ。
歴史がすこしでもわかってくると旅行とか中国での生活ももっとたのしくなってきたんだ。
上級者向けになるけどYouTube上で中国語字幕ですが中国映画が見られます。
社会問題を取り上げたものなどは中国国内で上映禁止になることが多く、そしてそれらは名作であることが多いです。
おすすめの3作を紹介した記事があります。
「女性を誘拐して村の男の嫁にする人身売買」
「障害のある子どもを利用してこじきとしてお金を稼がせるブローカー」
「鉱山でお金をだましとるために身内と偽って仲間を殺す男」
中国国内では公開禁止になりました。中国の社会問題をかいまみることができる名作です。
また中国語を勉強するなら中国の省についても知っておきたいものです。
以下ではそれぞれの省について豆知識と体験談も一緒に紹介していますので、これを読めば中国の人と知り合って、その人の出身地から話を広げられるようになります!
目標がない人は古文まで勉強しよう
中国語の勉強をはじめたけれど、これといった目標がないという人もいることでしょう。
そんなあなたにおすすめなのは、中国の古文を勉強することです。
ボクはいままで7ヶ国語勉強してきましたが、人生を変えるほどのパワーがあったのは中国語の古文でした。
いままでできるだけ本を読むようにしてきましたが、これといって人生や考え方が変わるということはありませんでしたが、儒教の基礎である“弟子規”という文章に触れて考えが大きく変わりました。
中国語の古典は叡智に触れる鍵です。
中国語の古文(文言文:wén yán wén)が分かれば、世界が広がります。
人生が変わります。
古文の勉強の仕方以下の動画を参照にすると良いでしょう↓↓
現代中国語をできるだけ早く習得し、中国語を使って、古文が勉強するというのがボクが最もおすすめするルートです。
現代中国語で移住し、結婚し、そして中国語古文で考え方と人生観が変わりました。
その中で得たものをどんどん発信していきます。
古典も紹介していきますので、興味ある方は楽しみにしていてくださいね!
みなさんが遠回りせず、目標を達成できるよう祈っています。
ちゃいなサプリ
廣井佑樹(Yuki)
コメント
はじめまして、最前からyoutubeやブログなど楽しく拝見させていただいています。加藤と申します。自分は中国語学習者の大学生で高校時代に華人の友達がクラスに多かったため遊びがてら中国語を教わり、高一の際に(新)HSK5級で195点くらいでした。
一応同年スピーチコンテストで全国2位で、ネイティブにもまれていた為、南方訛りはあっても発音で日本人とバレる事は無かった(今もない)です。ただ、友達も中学からは日本なので、会話はお互い幼稚な語彙でした。
しかし、大学受験以降あまり話す相手もおらず、中国語からも離れていた為、語彙やリスニング力も減退し、ニュースや映画などにはついていけない耳になっています。
今でもHSK5級合格&リスニング9割ほどは取れると思います。
中国語のテレビを見て困らないレベルにしたいです。語彙不足なのか耳慣れしてない(離れた)のかわからないです。
何をしたらいいのかわからないので、もしよかったらアドバイスお願いしたいです。他に相談できる方がおらず、突然の質問で申し訳ありませんが、何とぞよろしくお願いします。
加藤様 メッセージありがとうございます!
初期のころからYouTubeやブログを見てくださってたのですね、感動です。
高校生活でクラスメートから遊びがてらに習ってHSK5級で200点ちかくの得点、さらに発音もネイティブ級ということはかなりのポテンシャルですね。
かなり語学のセンスがありますので自信をもっていいですよ。
スピーチコンテスト全国2位は相当な実力です。
知識や勉強習慣に関してはまったく問題ないことがわかりますね。
「語彙やリスニング力も減退し、ニュースや映画などにはついていけない耳になっています。」
とのことですが、受験の神様と呼ばれている和田秀樹によると
語学の能力はほぼ落ちないそうです。
記憶から取り出すのに時間がかかることはあっても脳の語感としては残っているらしいので、加藤さんの中国スキルは健在だと思います。
中国語のテレビを見て困らないレベルまでもっていくのは加藤さんの場合はカンタンでしょうね。
「耳慣れ」をつくることだと思います。
見たいジャンルのものを1日最低1時間じっくり見ていれば3ヶ月(100時間くらい)程度で満足できるレベルに持っていけるはずです。
もしくは1ヶ月でも大丈夫かもしれません。
語彙は中国語字幕で見ることで自然に増えます。
またできれば興味のある内容の文章記事を毎日読むようにすると語彙力UPも加速するはずです。
ボク自身の例を挙げると、動物が好きなので中国語の動物ドキュメンタリー番組を毎日見ていました。
3ヶ月くらいで、登場する動物や魚、昆虫の名前も自然に頭に入っていることに気が付きましたね。
さらに生息地の固有名詞も区別できるようになっていたのでドキュメンタリーを見ても内容がある程度わかる感じでした。
単語帳で単語を覚えたりはしていませんでした。
長くなってしまいました…すみません。
加藤さんみたいにポテンシャルがある方はあとは耳慣れだけで十分だと思います。
毎日1時間見るとして、最初の2週間から1ヶ月あたりで脳にある記憶の取り出しがスムーズになり、一気にラクになる感覚があるでしょう。
その後、2〜3ヶ月目の間で語彙もUPして満足できるレベルに達すると思います。
相談相手にボクを選んでくださったこと、すごくうれしいです!
また何かありましたらいつでもWelcomeですよ!
ありがとうございました。
ちゃいなサプリ
廣井佑樹